更年期障害12 | 話していい、伝えていい

更年期障害。

この単語を自分の口から発すること、ドンピシャでその時期にいる人にとってはなかなか難しいことだろうと思う。

閉経したのか、しそうなタイミングなのか、まさにそういう時期だから。生理が終わってしまうことは、「そんなことない」とあらゆる人から言われるけれども、本人にとってみれば「女性としての機能がなくなってしまうこと」と思えてしまう現実だから。
実際、私もそんな感情でいたし。

だから、無理してそのことを口にして欲しいとは言わないけれど、気分の浮き沈みが激しかったり、体調があまりにも優れなかったりするときには、誰かにそのことを話して欲しい。
ちゃんと話を聞いてくれる人、「大変なんだね」と共感してくれる人であれば、女性でも男性でも誰でもいいと思う。

私の場合は、最も共感してくれたのは、女友達ではなく、会社の同僚の後輩男子だった。そして、かかりつけの婦人科の女性ドクター。後輩男子には精神的な部分のサポートを、女性ドクターには医学的見地からのサポートをしてもらった。

あのとき、この2人の存在がなければ、今ここにはいなかったかもしれない。

だから、今、大変な思いをしている女性の方々、話をちゃんと聞いてくれる人を見つけてください。
話を聞いてくれる人がもしもいなかったら、私に連絡をくださっても良いです。過去の自分自身の経験を思い出しながら、今の状況に対応できるよう、お話を伺えると思います。

同じような悩み・経験をしてきた方とつながれることや共感できること、そしてこれから先に辛い思いをする人が少しでも減ることを願って書いていきます。サポート、よろしくお願いいたします。