更年期障害13 | 閉経前、初期の現象

閉経。
もう少し違う言い方ないのかなぁと昔も今も思う。私自身はすでに閉経し、更年期障害を乗り越えたので、この言葉を聞いても神経を逆撫でされる感はないけれど、今まさに最中な人、もしかしたらそうかも?と思っている人たちには、なかなかに刺激的な嫌な感じの単語だと思う。もう少し違う単語ないのかなぁといつも思う。

さて、今日は初期の症状、どんなことが自分の体に起きたのか、ということについて思い出しながら書いてみようと思う。もう何年も前のことなので、若干記憶が曖昧かもしれないが、今後この時期を迎える後輩女子たちの参考になれば、と思うので。

まず、生理のサイクルがおかしくなる。お年頃でこれが起き始めたら、閉経に向かっていると思ってまず間違いないと思う。
私の場合は、28日でドンピシャで生理がきていたので、次の生理がいつくるか、曜日前明確になるぐらいだった。それが、35日経ってもこなかったり、前回の生理からまだ2週間しか経っていないのにもうきてしまったりと、明らかな変調があった。確か閉経の2〜3年前ぐらいから始まった現象で、ちょうど42〜43歳ぐらいでのこと。
当時は、相性の悪い上司のもとで仕事していたこともあって、ストレスからきているんだと思い込んでいた、というか、そう思いこみたかったのだと言ったほうが性格か。薄々閉経のこともわかっていたし、でも、ちょっと早過ぎやしないか?と恐怖でもあり。閉経というのは50歳過ぎた頃に起きることであって、40歳代前半の自分自身にそんなことが起きるとは信じたくもなかったので。

あの頃はゴルフに興じていて、自分でプレーするのも、プロの試合観戦にもよく行った。いつ生理がくるかわからなかったから、いつもいつもナプキンを持参していたなぁと思い出す。夏場、白いパンツを履いてプレーしていた時は、突然の生理が怖くて、なってもいないのにいつもナプキンをしていた。真夏で汗かいて、生理でもないのにナプキンして無駄にかぶれたなんてこともよくあった。

そしてその後、45歳で閉経するまでの間、ずっとこの不規則にやってくる生理と2〜3年間、つきあいながら生活を続けた。

話が少しそれてしまったけれど、閉経前に最初に起きる現象は生理のサイクルの異常、これに尽きる。
私のように45歳、あるいはもっと早く閉経してしまう人も最近は増えているらしい。生理のサイクルがおかしいなと思ったら、閉経に近づいているかもしれないということを思い出していただければ。
そして、できれば婦人科へ行って、血液検査で女性ホルモン値を検査して、今のご自身の体の状態を調べて欲しい。来たるべきその日までの間、慌てなくていいように。

同じような悩み・経験をしてきた方とつながれることや共感できること、そしてこれから先に辛い思いをする人が少しでも減ることを願って書いていきます。サポート、よろしくお願いいたします。