ダウン症のベビーの発達

おはようございます。

2年前より、大阪府堺市で開設された、

ダウン症のお子さんのための児童発達支援に

月に1回だけですが伺って、

①哺乳指導

②抱っこの指導

③運動発達のサポート

④離乳食の指導

⑤言語コミュニケーション指導

を実施しています。

はじめて相談に伺ったとき。

ダウン症は、乳児期早期に診断され、

大阪では特に「赤ちゃん体操」というダウン症への特別な指導もあるので、

ある意味、「お気楽」に参加させていただきましたが・・・・。


現実は、ダウン症のお子さんは早期に診断され、

発見されているにもかかわらず、

大阪の療育では、まだまだ後進国なのだということの実感でした


オーストラリアやアメリカでは、

ダウン症!という診断が出た時点で、

さまざまな療育プリグラムが提供されます。


しかし、日本では、

やっとダウン症の研究が50年分まとまりました!という段階です。


そして、現場では、

哺乳指導も、抱っこ指導も、

離乳食指導も・・・・

早期介入がほぼされていない。

または、

ダウン症の経過研究だけをもとに、

適切な療育をされていないから出てきてしまっている問題が

「ダウン症の特徴」として羅列されている現実を知りました。

そのため、

堺市の発達支援では、

私自身は、とにかく、哺乳段階から。

定頸前からの介入を希望しています。

1)定頸前からの介入、哺乳からの介入が必要な理由

 はじめて発達支援事業所に伺ったとき、

「舌だし嚥下」(つまり乳児嚥下)が定着してしまっている段階の幼児のお子さんが多くいらっしゃいました。

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