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#この仕事を選んだわけ

パナソニックとnoteで、「#この仕事を選んだわけ 」をテーマに、投稿コンテストを開催されてるってことで、面白そう!と思い、私も投稿!

まずは、私のキャリアを先に記載します。

1986年生まれ
※ちなみに”1986年”は、男女雇用機会均等法が施行された年!

2009年~2017年
本業×パラレルワーカーとして活動

▼本業
・京都工芸繊維大学を卒業後、日東電工株式会社のグループ会社へ就職。
・新卒から退職するまでの約9年、材料分析(研究職)をずっと担う。※転職経験はなし

▼パラレルワーカー(副業やプロボノ)
・本業の傍ら、パラレルワーカー的にイベントの企画運営・女性向けの各種セミナーを精力的に行う。その結果、、、↓
・行政(大東市)にてセミナーを実施(内容は手帳術)。
ミス・グランド・ジャパン ファイナリストメンバーにセミナーを実施(内容は目標達成)。
・週末起業のはじめかたセミナーを企業とコラボ開催。

2018年
・退職。その後、転職を経験することなく独立。
一般社団法人at Will Workで運営事務局をスタート!

2019年
パナソニックセンター大阪 くらしの大学でセミナー実施(内容は手帳術。その後、2020年も実施させていただく。)
・経済産業省主催女性起業家プロジェクト「LED関西」第6期に挑戦!セミファイナリストになる。

2020年
女子未来大学の関西校代表(2021年、事務局長)に就任。企画・運営全般担当。
株式会社カンファレンスファクトリー 事務局を担当。
・ミレニアル世代のシンクタンク 一般社団法人Public Meets Innovation 事務局担当
・五島ワーケーションプロジェクト 一般社団法人みつめる旅 事務局を担当(ワーケーション自体は泣く泣く中止に。事務局もここのみ単発でのジョイン)
経済産業省主催女性起業家プロジェクト「LED関西」第7期に挑戦!再びセミファイナリストになる。
KOINにて登壇(内容は手帳術)
HDC神戸にて登壇(内容は手帳術)

2021年
・KOINにて登壇(内容はフリーランス、復業。)
一般社団法人シェアリングエコノミー協会 事務局担当。

ざっと以上です!

個人活動も少しはありますが(←パナソニックセンターさんでの登壇があったので、それであえて記載しました!!)、独立後は、様々な団体や組織と関わって、プロジェクトベース単位で、事務局として仕事をしています。

「事務局」について皆さんどんなイメージを抱かれるかは分かりませんが、単なる事務作業ではなく、中核を担う「実行部隊」だと私は考えてます。
(プロジェクトマネジメントと言う表現の方が合ってるかも)


事務局についてはセミナーでも一度お話ししてますが

上記以外にも、ファイナンス、コーポレート、WEB周り全般、会員(法人・個人)とのやりとりなどなど、挙げたらキリがなく、「何でも屋」です。
 

就職活動時のエピソード

さてそんな私の就職活動時の軸はめちゃくちゃ明確でして
 
・研究職であること
・家(奈良)から通えること

 
この2つでした。

と言うのも「何でもできる女性になる」ってのが目標だった私。
大学時代に化学は苦手と痛感してたからこそ、ここは克服せねば、、、!と思ったため、研究職を選んでました(得意なことや好きなことを仕事にするっていう発想も全くなかった、、)。

「研究職に就いていれば、後で文転も出来るだろう〜」とかも考えてました。

そんな理由だけで日東電工株式会社のグループ会社へ就職する訳ですが、

正直、私自身が就職活動直前に母を亡くしたこともあり、さらに母子家庭であったことから色々あって、就職活動についてはほとんど記憶なし。
(就活時の軸でもある”家から通える範囲であること”も、まだ学生の妹を一人残す訳にはいかないと考えたための必須項目でした)。

ただ、私の就職活動時(2008年)はリーマンショック直前
記憶がないと言いつつも、就職活動に苦労した覚えもあまりなかったです。

就職後のキャリアはプロフィールにも記載してる通りですが、「人生一度きり」が大切にしている言葉。本業の傍ら全然違うジャンルで、副業的にも、プロボノ的にも色々活動してました。今思えばそれを「パラレルワーカー」とも言うのでしょうが、その言葉自体はだいぶ後に知ります。ただ、人生一度きり!という言葉を胸に、常に動き回ってました。

また、就職する時も「理系職に就いておけば、文転は出来そう〜」と考えてまして(←現実はともかく!?、就職前はそう考えてました!)、人生において選択肢や可能性を広げておくことも意識してたなとは思います。

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↑会社員時代の写真。常に作業着でした(本当は「綺麗なスーツを着て、都会のオフィスに出勤する」とかも憧れてたのですが、研究職を選んでる時点で、そんな場面はなかった。笑)

なぜ、いまの仕事を選んだのか

さて、そんな研究職をしてた私が、なぜいま独立をして、様々な団体や組織に関わって、プロジェクトベース単位で事務局として仕事をしているのか。

それは ご縁 です。

独立した理由は、時間と場所にとらわれない生き方・働き方を実現させるためには、独立しかないと思ってたから。

今でこそコロナ禍も相まって、時間と場所にとらわれない働き方は広く実現されてきたようには感じますが、2018年当時の私は、独立しか手段がないと本気で思ってました。
←ちょうど夫が外資系企業に転職したことで、この時間と場所にとらわれない働き方を先に実現しちゃったことも大きいです。

会社員時代も「本業×副業」と、複数の仕事をこなすことはやってきたからか「様々な団体や組織に関わって仕事がしたい!」と思ってはいたものの、そのやり方は全然分からず。

でもまあ副業をガンガンやってたこともあり、独立後もなんとかなるだろう〜と安易に考えてたら、これがもう全然うまくいかずで。

独立後は、半年以上も無収入期間が続くのですが、収入がないことよりも、自分は何がしたかったんだろうとやりたいことが分からなくなったこと。また、一人ってのがものすごく孤独でした。これがかなり辛かったです。

ちなみに周りのフリーランス仲間からは「一人がいいから独立したんだよ」って言う声もたくさん聞くのですが、私の場合は結構孤独を感じ、微妙でした。何より会社員時代も、「チームで仕事をすること」はすごく楽しかったからです(だから 9年間も続けられたんだってことも、独立してから気付かされました)。

そんな独立後はしばらく彷徨う私ですが、ご紹介をきっかけに、一般社団法人at Will Workで運営事務局にジョインすることになります。そう、本当にご縁だけです。

仕事のなかった私なので、at Will Workはがむしゃらに頑張りました。

at Will Workは、アワードの授賞式やカンファレンス開催の日などは会場の虎ノ門ヒルズに皆集まりますが、それ以外はMTGも全てフルオンライン。また、「チームで仕事が出来る環境」にも感謝でいっぱいでした。

at Will Workは働き方を選択できる社会づくりの実現を目指した社団法人ですが、なんせ研究職で9年間やってきたこともあり、働き方についてそんなに詳しい訳でもない私でしたので、MTG中の言葉が理解できないってことも多々ありました(テレワークとか今でこそ浸透もしてますが、当時は「テレワーク?何それ?今時、電話の仕事!?」とか思ってたくらい。苦笑)。当たり前ですが知らない言葉は都度調べてモノにし、使ったことのないITツールもとにかく使いまくってみて慣れていくことを徹底しました。

事務局の仕事内容は上にも記載した通り、実行部隊であり何でも屋。
マルチタスクが得意な私にはすごく合ってました!


また、意外と「これがしたい!」とか「こんな社会課題を解決したい!」などといった願望もあまりない私。”熱い想いを持ってる団体へのサポート”の方が、よっぽど私はワクワクすることも痛感しました。


at Will Workを通して本当に沢山の人に出会い、そこからはご紹介のみで仕事を頂けるようにもなりました。「事務局なら青山さんがいいよ!」と言ってもらえるくらいに。

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長くなりましたが「なぜ、いまの仕事を選んだのか」。一言で言うならご縁です。

仕事を選ぶ上で大切にしていること

5つあります。

①計画的偶発性理論
計画的偶発性理論とは、

スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提案したキャリア論に関する考え方。個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。 (Wikipediaより)

私の場合は、研究職→独立→複数の団体の事務局と、様々なキャリアチェンジをしてますが、長年培ったキャリアに固執することなく、ほんと偶発的な出会いなどを得て今があるのです。

正直、偶然を計画的に設計出来ているかは自覚ないのですが、、でもこの理論は常日頃から大切にしてます!

ちなみに!!
その計画された偶発性は以下の行動特性を持っている人に起こりやすいと考えられるそうです(同じくWikipediaより)

1.好奇心[Curiosity]
2.持続性[Persistence]
3.柔軟性[Flexibility]
4.楽観性[Optimism]
5.冒険心[Risk Taking]


②Grounding(地に足をつけること)
地に足をつけること「Grounding」とは、”物事を少しずつ確実に着実に進めていくこと”

そのほかの類義語としては、以下が挙げられるそうです。

堅実に ・ 丁寧に ・ 確かめるようにして ・ 一歩一歩 ・ 危なげなく ・手堅く ・ 地道な ・ 一歩ずつ ・ 地道に ・ 一足ずつ ・ ちょっとずつ

夢を描くこと=「Dreaming」も大切ですが、何も”大きな夢を描く”ということだけではありません。

「Dreaming(夢を描くこと)」と
「Grounding(地に足をつけること)」

このバランスを、仕事を選ぶ上で大切にしています!!


③ワーク・ライフ・バランス(生活様式)が保てること

これは過去にブログで詳細を記載してますが

アメリカの組織心理学者エドガー・シャイン氏によって提唱された概念=キャリア・アンカーと言う言葉をご存知でしょうか?

キャリア・アンカーとは、自らのキャリアを選択する際に、自らのキャリアを選択する際に、最も大切な(どうしても犠牲にしたくない)価値観や欲求のこと、また、周囲が変化しても自己の内面で不動なもののことをいう
(Wikipediaより)


アンカーとは、船の“錨(いかり)”(アンカー:Anchor)

停泊する際に、綱や鎖につけて水底に沈めておくおもりのことであり
これで船を安定させます。

なので、キャリア・アンカーとは
職業人生の舵取りの よりどころ となるもの。


「何が好き」「何が得意」「何がしたい」というような表面的な分析法とは異なり、長いキャリア人生の核となるような「どのように働きたいか」という点を分析する手法がキャリアアンカー

シャイン氏が考えたこの「キャリア・アンカー」では、最も大切な(どうしても犠牲にしたくない)価値観や欲求を8種類に分類されました。

>>無料で診断もできるのでよかったらぜひ・・・!

その診断結果でも私は(と言うか夫も)、ワーク・ライフ・バランス(生活様式)が保てることが仕事をする上で最も重視する結果が出てまして、この結果にはものすごく納得。

仕事を選ぶ上でもかなり重視してます。

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↑プライベートも大事!!

④自由自在なワークスタイルであること

一つの組織、一つの専門領域、一つの肩書きに縛られない
自由自在なワークスタイルであることも重視。


自由って憧れるかもしれませんが、これは相当責任もついて伴うことは身を持って感じてはいるので、全ての人におすすめ!なんて絶対言えませんが、私自身はずっと仕事を選ぶ上で大切にしてきてます!!(特に独立した4年前からは)


⑤誰と仕事をするのか
私自身、「何をするか?」に関してはほとんどこだわりがなく、それよりも「誰と仕事をするのか」を仕事を選ぶ上で重視します!!

そもそも「何をする」って言っても、10年後にはなくなってる仕事も多々あるだろうし、What?にはあまりこだわらない方がいいでしょう。

「尊敬できるメンバーと、楽しく仕事ができること」を大切にしています!!

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↑写真は女子未来大学の授業のもの。


#この仕事を選んだわけ  最後に

気付けば5000文字超えの超大作になりましたが、以上が私の #この仕事を選んだわけ でした。皆さんの様々なストーリーがあるかと思いますが、ストーリーから新しいストーリーが生まれるはず。皆さんの投稿も楽しみにしてます!!


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