クラフトアート創作人形展・大阪展を終えて

昨日無事にクラフトアート創作人形展が終了しました。
搬入、搬出も日帰りだったので、来年は少しゆっくりして大阪のお店やギャラリーも見れたらいいなと思いました^ ^;

百貨店という華やかな場所で、たくさんの方に見てもらえてよかったです。

賞も3つも頂いてしまい、去年もでしたがうれしさ8割、戸惑い1割、申し訳なさ1割くらいの心境です。

他の方のがんばりをsnsでも拝見してますし、いいのかな自分で、と~_~;
でも頂いたからには、賞をあげてよかったと思われるくらいになっていかないと。



人形を作り続けることは、好きなだけじゃできないし、人形を作る理由は各々にあるのだろうと思います。

私もそうで、他のものでは代わりがきかないからヒトガタに拘り続けるし、それくらいの魅力と憧れを、人形制作に感じてます。(*´-`)



今回参加してよかったのは、自分の作品を客観的に見れたことでした。
去年はそこまで作品ができてなかったから、わかりませんでした。
人の作品と並んでるのを見て初めて、わかることがあるんだなぁと。。

力強かったり、いきいきとした作風にも憧れるけど、私のは花に例えたらかすみ草みたいな感じで、薔薇や向日葵にはなれないなぁと思いました。別にならなくて良いけど^ ^;
自分は自分らしく咲いてるのがいちばん素敵です。


講評も全部聞きました。
東京のもやっと聞きました。自信なくしそうで、聞くのは後回しにしてました^ ^;

スパンアートの方が仰っていたけど、作り手のクオリティがどんどん上がって飽和状態、だから後はいかにオリジナリティを出していくかになる、みたいな。

アラビクの方も同じようなことを仰っていて、
技術的に上手い、人形としてかわいい、だけでないプラスアルファの何か、というようなものが必要だと。

作る人が増えると必然的にそうなるけど、今の人形界はそんな局面のようでした。


私は自分が納得いくものを目指してこれからも作り続けていきます。
細く長く、少しずつ小石を積み上げるように作っていきたい。小川洋子さんみたいに。
確固たる世界ができたら、今度は並べて、広げていきたいな。
地味だけどそんなイメージで、こつこつがんばります。


お世話になってるいろんな方に感謝してます。
いつもありがとうございます^ ^


松本実久さんが撮って下さった写真。
人形だけでなく写真のセンスも素晴らしかった…!
シックでとても素敵です(*´-`)

シスターもお迎え頂きありがとうございました。感謝です。


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