①バックヤードの床剥がし
改装作業日記です。
今回はバックヤードの床剥がしを行いました。というのもまずはメインの部屋に置いてある荷物をバックヤードに移動しないとメインの部屋の作業ができないのです。なので作業の順序としては、①バックヤードを整えること。②メイン部屋の作業となります。
早速ですが、作業に進みます。バックヤードには元々タイルカーペットが敷かれていました。タイルカーペットをめくってその下を確認すると今までに見たことがない”茶色の下地材”が敷き詰められていたのでした。タイルカーペットを剥がすと大抵の場合、接着剤が付いておりネバネバしているのです。今回の粉っぽい”茶色の下地材”は初めてだったので躊躇しましたが、マスクをしてスクレイパーで剥がしていきました。
この茶色の下地材を剥がしてもコンクリートの上の表面に付着しており、スクレイパーだけでは取れませんでした。
そこで全体を一度剥がしたあとに剥離剤を使って表面を溶かしてさらに剥がしていきました。
剥がしたところに剥離剤のネオリバーをながして時間をおくとコンクリートの表面の茶色の下地材がさらに取れてコンクリートの表面が出てきました。しかし、まだ茶色の下地材が残っています。ここでコンクリートの表面に粉末ポリマーセメント(いわゆる樹脂モルといわれる簡単に言うと接着剤とモルタルが混ぜ込んである材料)と水を混ぜて水分多めの塗料のようにして床に塗っていきます。
塗装はローラーでまんべんなく塗るのがコツです。コンクリート色になってきました。
乾いた表面は手で触ると粉がでてくるので、防塵塗装を塗装して完成となります。
防塵塗装はマットなコンクリートの表面が好みなので下記のものをよく使用します。今回は複数のサンプルを取り寄せて目立たないところに塗装して実際の塗装の具合を確認してから1缶発注します。サンプルを取り寄せたのは下記になります。値段もまちまちなので予算と相談しながら進めます。
次の記事では床の塗装についてです。
上記の塗料を試しましたが、今回使用するのは「ダストプルーフエコ」にしました。
ダストプルーフシリーズは塗装しても塗装されてないような表面になります。コンクリートの表面に目に見えるような濡れ色や膜をつくる感じではなく、コンクリートの色見そのままという印象です。また1液タイプなので塗装も楽です。金額は通常の防塵塗装よりは高いですが、マットな床が良かったので今回はこの塗料にしました。
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