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模型考察 1 「ガンプラ改造」
ガンプラ
それはガンダムのプラモデルであり、日本国内のみならず海外にもファンの多い一大コンテンツ。
正直知らない人探すほうが難しそうなほど浸透したガンプラですが、20年くらい前には、こんな一大コンテンツになっているなんて想像もつきませんでした。
初めて作ったガンプラは小学生の頃、誕生日に友達からプレゼントされたSDガンダムの「武者 全武装頑駄無(フルアーマーガンダム)」で、もともと模型が好きだったことも相まって、一気にガンプラにのめり込み、三十路半ばになっても未だに新作買ったり作ったりしています。
で、タイトルに書いた今回考えることは
「ガンプラの改造」
そう、ガンプラはそのまま作って飾るのもいいんですが、やっぱり改造して自分だけのMS(モビルスーツ)を作る。
現在のガンプラ人気の理由の一つだろうと考えてます。
ガンプラ最初期の頃のモデラーの方達は、アニメモデルであるガンプラに現実感、いわゆるリアリティというものを投入する方向で、ガンプラ改造をしていきます。
現実にある戦闘機や、戦車のディティールを参考にリアリティを演出する記号を与えていくわけです
このミリタリー記号をガンプラに落とし込む改造は、ガンプラ制作のスタンダードとして確立されていましたが、現在の方向性は結構違ってきています。
というのも、ガンプラを表現手段とする制作スタイルを取っていて、実に自由な改造をなされている方が多いです。
個人的にこの方向性の改造は、本人の制作力量、アイディア、情熱こういったものがかなり要求されてくるものと思っていて、世界大会の作品などをみても如実にそれが現れています。
またこのような改造スタイルは旧来の「兵器の改造」というスタイルよりかは「レーシングカー」「チューニングカー」「痛車」などの改造の方向性に近いものと感じています。
電飾も様々なマテリアルが登場し、敷居も下がってきています。
もっとも、ガンプラは年々複雑化しており、鉄血のオルフェンズのキットは1/144スケールでフレーム構造の採用までされているほど。
進化した分手を加えるには力量が問われてきているのは、時代の流れか、単純に自分の力量不足か……
現在のガンプラは色分けがほぼ完了し、一部を塗って適度にデカールを貼るだけで、一定以上のクオリティを持つものが出来上がるのですから、子供の頃の自分にプレゼントしたいくらいです。
あの頃の自分のアイディア、情熱があれば今どんな作品を生み出すのか……
叶うはずのない思いを横において、今日もちまちま作っている自分が居るわけで、せめて子供の頃の自分に胸張って自慢できるようなものができればいいなあ……
では今回はここまでです。
次回のネタができたらまた投稿させてもらいます。
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