my favorite movies 洋画 うの巻
『ウィズ』
(監督:シドニー・ルメット/出演:ダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソン)
「オズの魔法使い」を黒人キャストでミュージカルにした舞台の映画化。ミュージカルとは縁がなさそうな社会派監督シドニー・ルメットが監督したのはクインシー・ジョーンズの縁でしょうか? ファンタジーなので普通だったらセットで撮るところをニューヨークの屋外で撮影しているます。翼のついたオートバイと合体した空飛ぶ猿軍団の群舞は圧巻(オリジナルの舞台版は翼が生えて飛ぶ)。楽曲がすごく好きで、「Ease on Down the Road」はよく口ずさんでます。
『ウェルカム・トゥ・ヘヴン』
(監督:ダイアン・キートン)
オスカー女優のダイアン・キートンが監督したドキュメンタリー映画。死後の世界、天国についていろんな人にインタビューしていく(ボクシングの興行師ドン・キングもいる)んですが、みんな勝手なことを言ってて、それだけでも十分ヘンなのですが、古典映画のシーンが挿入されたり、アイ・キャッチのつもりか窓に隕石がぶつかったり、「ママス&パパスのキャスはハムサンドを喉に詰まらせて死んだ」というナレーションがたびたび入ったりして、かなりヘンな映画です。
『牛泥棒』
(監督:ウィリアム・A・ウェルマン/出演:ヘンリー・フォンダ、ダナ・アンドリュース)
クリント・イーストウッドが『黄金』と並んでフェイバリット映画に挙げた傑作西部劇。第二次世界大戦中に作られたのは驚きです。
『宇宙の7人』
(監督:ジミー・T・ムラカミ/出演:ジョージ・ペパード、ロバート・ヴォーン)
『荒野の七人』の宇宙版で、ギャンブラー役を演じたロバート・ヴォーンが出演してます。監督のジミー・T・ムラカミは名作『風が吹くとき』で知られるアニメ監督、製作はこないだロジャー・コーマン、脚本はジョン・セイルズ、特殊効果デザインはジェームズ・キャメロン、音楽はジェームズ・ホーナーというすごいメンバーです。チープですが愛すべき楽しい映画です。
『ウディ・アレンのSEXのすべて(ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう)』
(監督:ウディ・アレン/出演:ウディ・アレン、ジーン・ワイルダー)
タイトル通り、SEXにまつわるオムニバス・コメディ映画。媚薬、獣姦、女装趣味など際どいギャグ多めです。注目は「ミクロの精子圏」。ウディ・アレンが精子に扮して射精するのですが、その担当官をバート・レイノルズが演じてます。
『裏切りの荒野』
(監督:ルイジ・バッツォーニ/出演:フランコ・ネロ、ティナ・オーモン)
「カルメン」を下敷きにしたマカロニ・ウエスタン。フランコ・ネロとティナ・オーモンの糸引くキスが情熱的です。
『噂の二人』
(監督ウィリアム・ワイラー/出演:オードリー・ヘプバーン、シャーリー・マクレーン)
原作はリリアン・ヘルマンの戯曲「子供の時間」。子供からレズビアンの噂をたてられた女性教師の悲劇が描かれます。
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