my favorite movies 洋画 かの巻(前編)
外人球団(恐怖の外人球団)
(監督:イ・ジャンホ/出演:アン・ソンギ、イ・ポヒ)
アストロ球団やアパッチ野球軍みたいな異色の熱血スポ根野球映画です。監督のイ・ジャンホ、出演のアン・ソンギ、イ・ボヒは80年代韓国映画を代表する人たち。いつもはちゃんとした映画を撮ってる人たちですが、この映画は漫画原作なのでかなりはっちゃけてます。
鏡
(監督:アンドレイ・タルコフスキー/出演:マルガリータ・テレホワ、アナトリー・ソロニーツィン)
タルコフスキーはこの映画が一番好きです。
火星人地球大襲撃
(監督:ロイ・ワード・ベイカー/出演:アンドリュー・キアー、ジェームズ・ドナルド)
BBCテレビの連続ドラマ『クォーターマス』の劇場映画第3弾です。ロンドンの地下鉄工事現場から500年前の類人猿の頭蓋骨が発掘されたことを発端に、幽霊伝説、超能力、エイリアンととんでもない広がりを見せる伝奇SF&ホラー映画の大傑作です!
風と共に去りぬ
(監督:ヴィクター・フレミング/出演:ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル)
不幸の名作ですね。3時間42分あるんですが、学生時代、リバイバル上映された時は、映画館で連続して見ました。(昔は入れ替え制がなかったので、何度でも見てました。2時間54分の『サウンド・オブ・ミュージック』も3回連続で見ました)
片腕ドラゴン
(監督:ジミー・ウォング/出演:ジミー・ウォング、ロン・フェイ)
『片腕必殺剣』『続・片腕必殺剣』に続くジミー・ウォングの片腕シリーズですが、それまでの武侠映画を逸脱した、マンガみたいな奇想天外な異種格闘技戦が展開されます。ジミー・ウォングは大好きで、プロットライター時代、ジミー・ウォングとの合作映画の企画にかかわりました。残念ながらジミー・ウォングの出演は実現しませんでした。
彼女と彼たち—なぜ、いけないの—
(監督:コリーヌ・セロー/出演:サミー・フレー、クリスティーヌ・ミュロ)
大学の時に見たんですが、所属してる映画研究会内で評価が二分しました。その年のベストワンに選出したのは私を含めて男女三人、一方で大嫌い!と言う人も。というのも見方によっては主人公たちの生き方はLGBTQとも乱交とも見えて、それで「なぜ、いけないの」なんです。でも、私の解釈は、愛で結ばれたコミューン(共同体)で、これは女性監督コリーヌ・セローの終生のテーマでもあります。(『ファンタスティック・カーニバル フランス式CMの作り方』『赤ちゃんに乾杯!』『美しき緑の星』『サン・ジャックへの道』など)
ガルシアの首
(監督:サム・ペキンパー/出演:ウォーレン・オーツ、イセラ・ベガ)
蝿がたかるような血と暴力の傑作バイオレンスです。新宿ゴールデン街に『ガルシアの首』というお店があって、『大江戸フランケンシュタイン』発刊時、イラストを描いてくれたツージーQさんとこのお店に行ったのですが、血と暴力とは正反対のあったかい素敵なお店でした。現在も続いていますが、首がとれて「ガルシア」という名前になってます。ママさんは女優の水原香菜恵さん)。
(後編につづく)
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