見出し画像

005「感情」と「ニーズ」の言葉が出てこない

まえがき

いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、それはわかるかな?つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひとはきのことだけを考えるんだ。いつもつぎだけのことをな。
するとたのしくなってくる。これがだいじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる。こういうふうにやらにゃあだめなんだ。

 【出典】「モモ」【著】ミヒャエル・エンデ

005「感情」と「ニーズ」の言葉が出てこない

ワークショップに出ると、講師やある程度経験を積んだ人が、「感情」や「ニーズ」の言葉を、とても自然にすらすらと話しているのを見ることがあります。

ところが、これを自分でやろうとすると、とても大変なわけです。

感情?・・・えーっと、この表を見ると・・・

感情は、・・・・・・「ほっとする」かな?

え、なになに、感情もどきってのがあるのか・・・・「裏切られた」は感情もどき?? よくわかんないな。

次は「二ーズ」・・・「命の祝福」??聞いたことない言葉だ・・・・

「空気」「水」がニーズに入ってる・・・「食べ物」も。
腹が減ると「食べ物」がニーズで使えるってことかも

とりあえず「安心」とか「安全」ならなんとなくわかるし、これを言っとくか。

・・・・・やがて、まずは先に「感情」と「ニーズ」の言葉を記憶しようと私は思ったのです。
そして、どうせ覚えるなら、正しい標準的な「感情」「ニーズ」の表を手に入れたいと思って探し始めました。

ところが、「感情」の表や「ニーズ」の表が、受ける講座によって違うし、単語じゃなくて、「世界の中で自分の居場所があること」のように長い言葉をニーズとしてたりする。

ほんとにわけが分からない。

世界標準の「感情表」とか、「ニーズ表」とかないの?? え?ない???
日本の標準は?
え?それもない???

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いま、思うのは、いろんな表を参考にしたり、自分の好きな言葉を集めて、なんなら自分で作っちゃえばいい。

なにより、自分の内側を感じることの方が、ずっと大事だと思う。
自分の内側を感じる⇒エネルギー⇒表を見て名前を付ける
こんな感じでやってます。

自分の内側が感じられないことについての失敗談は、また改めて。

マガジンはこちら

頂いたサポートは、学びを広げていくための活動資金として活用させていただきます。ありがとうございます!