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今だからこそ”正解のない問題を解く力”

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このマガジンは、以前に公開したマガジン「正解のない問題を解く力」の再掲となります。 新たな試みとして、毎回の記事の冒頭に、お伝えしたい内容を【ポイント】として書き足しました。 ビ…
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記事一覧

概念化の秘訣は日ごろの問題意識にある(1/2)

【ポイント】概念化するには、まずはキーワードを洗い出し、キーワードで形づくられた構造化の…

masaki_ura
4日前
32

事業運営におけるトップダウンとボトムアップ(2/2)

【ポイント】欧米企業はピラミッドの縦軸に多くのリソースを配置しており、彼らが中心になって…

masaki_ura
2週間前
48

事業運営におけるトップダウンとボトムアップ(1/2)

【ポイント】「欧米型はトップダウンで日本型はボトムアップ」とよく言われるが、これに異論は…

masaki_ura
1か月前
57

概念化の流れがわかれば鍛錬できる(2/2)

【ポイント】概念化はキーワードを洗い出して構造化することから始まる。 構造化を繰り返して…

masaki_ura
1か月前
47

概念化の流れがわかれば鍛錬できる(1/2)

【ポイント】概念化ではまず「概念モデル」を作成し、これを使って全体を俯瞰する。 構造化の…

masaki_ura
2か月前
71

「正しいことを言えば理解してくれる」は今や通用しない(2/2)

【ポイント】ビジネスの世界では「言ってなんぼ」ではなく「伝わってなんぼ」である。これに気…

masaki_ura
2か月前
93

「正しいことを言えば理解してくれる」は今や通用しない(1/2)

【ポイント】「正しいことを言っているのに、皆が理解してくれない」は自分の未熟さを周囲に訴えているだけ。仕事を前に進める上で重要なのは「正しいことを言うこと」ではなく、「正しいことを相手に正しく理解してもらうこと」である。 正論を理解してもらえないとき、訴えかけたい相手は自分と同じ場所からその景色を見ているとは限らない。そんな時にまず心がけるべきは、相手や相手の状況を理解すること。 自分が正しいと思っていることを正しく伝えるには、正しいことを正しく理解してもらうためのシナリ

切れ者は、マトリックスで具体と概念を行き来する

【ポイント】3つある構造化パターンのうち「マトリックス型」は、物事を具体と概念の両面から…

masaki_ura
3か月前
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具体と概念の両面から考えることが成果につながる(2/2)

【ポイント】多くの人たちは、具体的に考えるのは得意だが、概念的に全体像を描いたり、全体像…

masaki_ura
3か月前
56

具体と概念の両面から考えることが成果につながる(1/2)

【ポイント】概念化では、物事を軸の両面から捉えることで理解を深める。「具体 vs 概念」の両…

masaki_ura
4か月前
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正解のない問題を解くための最初の一歩はキーワード探しだ

【ポイント】キーワードを拾い上げることは概念化の第一歩だが、これに苦手意識を持つ人は多い…

masaki_ura
4か月前
64

顧客目線で、競争優位性を構造化する(2/2)

【ポイント】ビジネスの議論でKBF(=KBF:Key Buying Factor)を引き出したいが、これがなか…

masaki_ura
5か月前
97

顧客目線で、競争優位性を構造化する(1/2)

【ポイント】ビジネスの議論では、検討メンバーを巧みな質問で誘導してKBF(=KBF:Key Buying…

masaki_ura
5か月前
80

顧客目線と時間軸で競争優位性を考える

【ポイント】競争優位性の議論では、「差別化要因」「KBF(Key Buying Factors)」「コア・コンピタンス」の違いを意識しないといけない。 KBFには購入先決定に強い影響力のある要因、つまり「お客様が自分たちの商品を選ぶ決め手」という意味が含まれる。プロダクトアウト的な発想に陥りがちな差別化要因とは一線を画す。 コア・コンピタンスは、KBFにさらに時間軸の要素が加わる。競合他社がコア・コンピタンスを真似するのは容易ではない。 KBFやコア・コンピタンスは機能