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thanatos(小説)

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この小説は僕が16歳だった頃に、凡そ1年ほどかけて書いたものです。当時流行っていた映画やアニメ、ライトノベルなど様々なものに影響を受けつつ、所々オマージュしながら書き進めていまし…
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記事一覧

thanatos #8

   25.  三月中旬。終に人革連は全ての軍事勢力を平定し、日本を再び一つにまとめ上げ…

masaki_tani
2年前
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thanatos #7

   18. ――21時15分、沖縄、嘉手納基地――  本部棟の通信室には黒離島攻撃部隊…

masaki_tani
2年前
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thanatos #6

第2楽章 カミの統合そして見惑羽ばたけ 大空に 駆け抜けたまえ 明日の日に向かって さすれば…

masaki_tani
2年前
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thanatos #5

   10.  西日が窓から赤い光を射る頃、由玖斗は食堂に置かれたテレビを食い入るように…

masaki_tani
2年前
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thanatos #4

   6.  ――新潟県 佐渡島南部 佐渡島基地――  まだ残暑の残る9月であった。日本…

masaki_tani
2年前
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thanatos #3

   3.  葛西瑞貴(かさいみずき)は数奇な運命を背負っていた。  彼は、足の不自由な娘…

masaki_tani
2年前
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thanatos #2

第一楽章 「紺碧の手垢=ストイケイア」 「青い春かぁ。昔の人も詩人だね」 「果たして春が青いのか、それとも春だから青いのか」 「どういう事だい、ユナ?」 「うん。例えば花弁にデルフィニジンを蓄積させられれば、伝説の青い薔薇が生まれるんだ。もちろん春を憂えた人間の手によってね」 「それがユナにとっての青春?」 「そう。サイにとっての青春は?」 「・・・空腹感、かなぁ」    1. ――命篤15年――  開戦より三年。同盟三国に対し、イギリス・アメリカの物資援助など後方支援

thanatos #1

 この小説は僕が16歳だった頃に、凡そ1年ほどかけて書いたものです。当時流行っていた映画…

masaki_tani
2年前
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