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しりんさん(2021年度)

しりんさんです。

男だし、父だし、難病持ちの障害初心者だし、中年です。どれもしっくり来ないです。
好きな言葉は劣情です。これはしっくり来ました。

自己紹介は、下の下のどっかに埋もれています。
【2020: https://note.com/slashdotdash/n/n020b54282b0a 】

人となりを語るのがどうしても性に合わない。正確には、どんどん厭になってきているのです。わたくしが誰だろうと、そんなことがわたくし以上に気になる奇特な方などいやしない。そんな当たり前の事が、ようやくよく分かってきた。

記事をして己を語らしめよ、喝!……それもままならない程度の下手くそ日曜ライターです。

*

みなさんにもおありでしょうが、残したかった作品を諸事情にて残せなかった、なんてことがあります。人類史の中ではよくあること、むしろそちらの方が圧倒的に多いケースですよ、ええ、そのような陳腐な慰めを自分にかけつつ、隣の芝生で逃がした魚は青くて大きい。

七転び

八起き

むくり。
青くて大きい魚、なにもあちら側にしかいないとも限らぬ。さほどの意志も心掛けもないですが、自分が読みたい文章をその都度自分で発電できたら、それはりっぱな自立だなあ、とは思います。

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ところで、名作のツラした名作ほど癪に障るものはない。わたくしにとって『癪』は大事な尺度です。最近はなかなか、ここで見知らぬ方の記事を読む機会も減りましたが、おっ、と琴線に触れそうな方に近づく際には、『スキ』が少なめのものから出歯亀いたします。てんでよく分からないながら、これはどうにも変えられない性癖なのです。

強いて言えば、そういう人間ですかね。

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閑話休題。

とりたてて人気とか評判とかがあるわけではないわたくし、とりたてて人気とか評判とかがあるわけでもない記事のなかでも、それなりに愛着あるものもあります。

こういうのを、気合いとともにスクリーンに向かうたびにものできれば、わたくしはこれからも万難排して書き続けられそうな気がします。

いつ読んでもふわりと景色が浮かび、ざらりと匂いがすることばの束。

書けそうでなかなか書けません。

……とは言いつつ、似たようなものは書きたくないぜ、と足掻いているのもまた事実。
どんなに足掻いても、どうせ似てくるのにね。

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はじめまして、の方へ。
お時間ありましたら、よろしければお目通しを。

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筑前國嶋郡川邉里戸籍断簡

マシューソンをめぐるわたし

《小説》Pretty Fly (For A White Guy)

では。つつがなく、しあわせな毎日でありますように。

しりんさん 拝


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