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花屋は何を売っているのか

1 まえがき

👧将来の夢はお花屋さんになりたい
誰もが1度は聞いたことがあるでしょう。
今回は子どもの夢あるあるのお話ではない。
今回お話したいのは

"売っているものは何か "

である。
お花屋さんなんだから花でしょう。
そぉ思ってるアナタも、最後まで読み進めて欲しい。
そしてあとがきで、
ご自身が何を売っているのか、
考え直す機会になれば幸いです。



2 こんなことがありました

こんな事があったんだ。聞いてほしい。
先日第二次の内閣改造があったじゃない?
そこで大臣になられた議員がいたんだ。
地元議員をされていた頃から応援していた人。
祖父と一緒にお祝いに行くことにしたんだ。

もちろん、
お祝いなので手ぶらってわけもいかないよね。
なのでお花を頼んだんだ。
いつもお花の手配をお願いしている個人事業主的なところにね。

このお店について紹介しておきましょう。
いつも弊社の玄関花の装飾もやってくださっている人。
弊社以外にも一流と言われている企業の店舗の装飾やってる。
その実力は確かで本当にキレイなんだ。
しかし、
それは社長だけ。
従業員の作品はあまり見たことない。
そしてご主人はいつもできたものを県内に配送する役。
まぁざっくりと言うとこんな感じ。

さて話を戻そう。
先生の事務所に電話をして訪問する日時を調整。
定刻に一緒に花を持っていきたい。
なので定刻5分前に事務所前の駐車場で待ち合わせのお願い。

💐「大丈夫ですよ」 

とのことで一安心。

我々も待ち合わせに間に合うように店を出ます。
待ち合わせ時刻15分前に一本の電話。

💐「すいません。今事務所前着きました。お花は先にお渡ししておきました。次の配送があるので失礼します。」

以上


3 お花屋さんは何を売っているのか

さてここまでお読みいただいた方はお分かりでしょう。

“お花屋さんは何を売っているのか”

お花を商品としていることはわかります。
しかし、
今回の場合はいかがでしょうか?
発注主の想いを伝えてお花を依頼しています。

また、
定刻に間に合っていないのなら論外ですが
今回我々も待ち合わせの時刻に間に合っています。

さぁ、
お花屋さんは何を売っているのでしょう。

今回我々は当選のお祝いの気持ちを伝えたいわけです。

そう、
おめでとう、祝福の気持ちを伝えたい。
その目に見える形として、お花を選びました。

そう、
今回のお花は “依頼主の気持ちを具現化したもの” なんです。
気持ちをのせてお届けしたかったんです。

今回お花屋さんは ただお花をお届けした んです。
業務としては間違ってないかもしれません。
我々の反省点としてはなからとりに行けばいいじゃないか、と
そんな反省点もあります。
しかし、
良いものは最高の状態でお届けしたいじゃないですか。
なので、
配送料も込みでプロに依頼しているわけです。

世の中、
色んな物で溢れています。
モノで溢れかえっています。
ただのモノであるってなかなか無いと思います。
そのモノにはまた別の他の意味が含まれているのではないでしょうか。
そして、
そのモノを扱う仕事をしている人は、
自身が扱っているモノはどんな意味を担っているんでしょう。


4 あとがき

皆さんの周りでもこんな経験ありませんか?
私は今回のお花屋さんは知り合いでした。
なので、
あえて厳しくフィードバックしておきました。
他のお客様の時にこんな事態はおこしてほしくない。
お客様は本当に不快な思いや失望したら静かに去っていくものです。
誰しも失敗はあります。
言わんでもわかるでしょう、とはなりません。
失敗や周りの助言を踏まえて重ね、
少しずつ大きくなっていくんじゃないでしょうか。
かという私もそうです。
色んな失敗をしてきました。
関わる人にご迷惑をおかけし、
その中で飽きることなく叱咤激励を受けて今があります。
学びのネタなんて身の回りにゴロゴロしていますよね。
そういったひとつひとつが自身の学びの種になるように。

そして、
このnoteを読んでくださった
アナタのためになれば幸いです。

それではこの辺で。

Masaki aka OKINA ##3

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