途中乗車の難しさ

年末年始になると仕事の内容が来年から変わるという人もいると思います。
今まさに来年に向けて引き継ぎをしていたり、誰かから逆に教えてもらっていたり。

途中からすでに高速で回り出している案件に乗り込むのはとても難しいと思う今日この頃です。

周りの人は関係性ができていて、オンライン会議でみんなが笑っている箇所に自分は反応できずにぽかーんとしていたり、専門用語や人名が飛び交っていたり、そもそも何をすればいいかわかってないところに、そういう事柄が起こると焦りが倍増してしまう。

でも乗り物に例えて考えてみると至難の技なのだ。当たり前だけど、止まっている自分が動いているものに飛び乗るのは難しい。
動いているものから止まっている地面に飛び降りるのは勇気と頑丈さがあればとりあえずは成し遂げられるが、乗る側はそうはいかない。

乗り物のスピードに合わせて加速して、その形の中に着地点を見つけ、そしてそれがこのまままっすぐ進むのは、急カーブするのか見極めながら、飛び移るのだ。

物理現象に例えるとそういうことをやろうとしている時期なのだ。
とんでもなく頑張っていると思いませんか。

そういう人は自分で自分を労いながら、ぼちぼちやっていってほしい。
自分もそうしよう。