不思議な競技
横浜で久しぶりにエイトに乗った。
漕ぐこと自体も楽しかったけど、専門用語がポンポン飛び交っていたり、初めてお会いする方ともボートのことはすぐに感覚的なところまで話せてそれも楽しかった。
艇を船台に寄せる時の動きが連携されていたりとか、道具を阿吽の呼吸で移動させたりとか、そういうストレスフリーな環境で自分の好きなボートに触れられて新鮮だった。
自分より20歳以上も上の方が、ボートの上だと一緒にレースをする仲間になるから不思議だ。
一回乗るだけで、大袈裟に言うとちょっと戦友のような気持ちになって記念撮影したり、本当不思議な魅力のあるスポーツだなと再認識した。
鏡の前で悦に浸るためだけの筋肉も、今日は結構頑張ってくれた。
「君パワーすごいね」と現役の時は持久力しか褒められたことのない自分が、パワーで褒められて嬉しかった。なにしろ現役の時より13kgほど増量しているし、自分でも結構パワフルに漕げた気がして嬉しかった。
まだまだボートでできることもあるのかもしれない。マスターズとかでも漕いでみようかな。
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