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遊ぶこともサボらない

小さい頃、畳の境目ですら遊びの道具だった。
そこはレゴで作った国同士の境界線になっていたり、時にはトーマスの線路になっていった。

小学校に入った時、公園の遊具は高学年の縄張りだったので、仕方なく団地の壁や階段でコースを作って「SASUKE」のようにして遊んでいた。

今よりも小さい時の方が、遊ぶのがうまかった。

でも中学校に上がったくらいから、段々と遊ぶことは、「受験の邪魔」だったり「部活をサボっている」に姿を変え、罪悪感を刺激するものになってしまった。畳の境目は畳の境目、団地は団地になって、それ以外には見えなくなってしまった。

それから自分で言うのもなんですが、中学校以降は、結構誰ともほとんど遊ばずにきた気がする。
変な言い方だけど、自分は他の人に比べて遊ぶのが下手くそだ。

お金のうまい使い方や、自分を楽しませ方を身につけずにここまできている気がする。

遊ぶこともサボらない。というと肩に力が入っている気がするので、本末転倒感もありますが、とにかく今年はコロナで制約がある中でも遊ぶこともサボらず頑張りたいと思った。

今日は結局本屋に行って本を買ったので、ほとんどいつもと変わらないけれど、とにかく"たまには"と思って、気になっていた新刊を一気に買いました。

『三体』『正欲』『黒牢城』『テスカポリトカ』の4冊(『三体』は単行本5冊の超大作なので、試しに1冊目を買いました。)
無理に背伸びしなくてもいいけど、できる贅沢から自分を許していくことも、今年はやっていきたいと思います。

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