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何かを得るためよりも、何かを取り返すために人は頑張る

目標に向けて頑張っています。

よく聞く言葉だけれど、自分はパッと欲しいものが思いつかないことがよくある。お給料やボーナスが入ったら何買うの?みたいな質問に窮することがよくある。(奨学金とか車のローンとか、借金があることも要因かもしれないな)

でも、今までの自分を振り返っても、「何かが欲しい」という感覚よりも、「自分にはこういうものが手に入っていたはずなのに」と思ったものを、熱烈に欲することが多い気がする。

陸上で自分なりには一生懸命走っていたつもりなのだが、ハードワークをしすぎてケアを怠り長らく故障をしてしまい、「本当ならこのくらいできたはずなのに」と後悔をしていた。

その欠乏感を埋めるために、大学生になってからはボート部で「陸上部時代に本当なら手に入ったはず」と漠然と思っていたものを取り返しに行こうと頑張っていた気がする。

失うと手に入る。というのはこういう理論なんじゃないだろうか。

何かを失った時に、自分にはそれが手に入れられたはずだ。
そういう復讐心にも似た気持ちは、「絶対自分に手に入る」という自信にもなっているのではないだろうか。だから土壇場でも頑張ることができる。

そして、「人生はいつも間に合わない」とか「ちょっと遅い」というのも、過去に失ったものを追うのが人間だからかもしれない。

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