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たった30分で、別世界

名古屋から博多方面の新幹線に乗って30分。
窓の外に一面雪景色が広がる。

ここに住む人はこの景色が当たり前なのだろうか。車窓から屋根が真っ白な家屋がずらりと並んでいる。

もしもここの学校に通っていたらどんな生活だったんだろうかと想像してみる。

そこには今の人生では会ったことのない人と知り合って、別の価値観で就職とかを決めて、違う生活があったのかもしれない。

あるかもわからないでもなんとなく想像できる無数の分岐点が自分の歩いている道にはあるんだろうな。

たった30分移動した場所に全くの別世界があって、そこに自分が立っていた可能性はゼロじゃない。ということにすごく不思議な気持ちにさせられる。

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