見出し画像

感情資本論

子供の頃はよかったなぁと、情けなくも思うことがある。
自販機の下に落ちていた小銭に歓喜したり、楽しみにしていたテレビ番組が始まったら飛び跳ねて喜んだり、午後から学校が休みなだけでなんでもできる気がした。

今と比べても、心の底から「楽しい」「面白い」という気持ちがドバドバ湧いてきた気がする。

それに比べると今は子供の頃より高価なものを食べたり、土日が丸々休みだったりと環境的にはもっと楽しくなっても良いはずな状況である。

でもぼんやり疲れていたり、何かが頭の片隅で気になったりして、楽しいことに集中出来ないことがある。時間があっても結局寝てしまったり、ダラダラしてしまうことが増えた。

お金とか待遇とかももちろん大切だ。でももっと人間として、気持ちを軸に生きていく方がいいのかも知れない。

定性的な「気持ちの揺れの大きさ」を価値基準にした方が今よりもっと自然に笑えたり、楽しめたりするのだろうか。

最近笑ったことがある。「こういうこと」という何か趣味に没頭したわけではないが、こういう場所でこの人とめっちゃ笑った。という状態が少しでも長く続くように、出来る限り感情を中心に生活を整えていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?