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小説は野菜

小説を読むのって野菜を摂るのににている気がする。

心の栄養だ。

そりゃ、漫画とかゲームとかジャンクフードが自分も大好きだ。
手軽に面白さをゲットできるSNSでも噂話についつい時間を溶かしてしまうこともある。

でもそれだけだとくたびれてしまうので、小説で心のために自炊をする。
じっくりと想像し解釈し困惑し、気がつくとふっと楽になっている自分を発見する。

誰かとの話題になったり、即効性があるわけでは無い。
「わざわざそんなもの読んで」と言われることに対して、食堂で小鉢に入った野菜を一品追加する感じです。と答えるとしっくり来るかもしれない。

時にはその野菜が自分にとってのメインディッシュになるくらい美味しく感じることもあるので、全部が「小鉢」という小説ばっかりじゃないけど。

とにかく小説を読んでいるか読んで無いかで、心には40代くらいで身体同様に差が出ると思っている。
心の食生活の差がどっかでガクンと出る気がしている。

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