贅沢な6分。また来年。

1年に一度行われる、ボートの全日本大学選手権。
1年分の努力や試行錯誤や我慢や情熱が、6分間に凝縮されている。

取材を通して直接話を伺った選手や、Twitterで日々投稿を読んでいる人たちがどんどんとその舞台で活躍しているのに刺激をもらうことができた。

年齢は離れているし、引退して7年くらい立つけれど、それでも全力で頑張っている人を見ると当時のことを思い出して、感情移入し、心が動かされる。

そして、贅沢な6分は単純に心を勇気づけられる以上に、「自分は今何かに全力かな」と改めて考えさせられる。

ちょっと足りないかも。そう思って心に影が差す。

ひたむきにボートを漕いでいる人を、「別次元のすごい人」と思うようになってしまうのを、少しでも先延ばしにできるように、自分も何かを頑張り続けたいと思った。

インカレに出場された方、それをサポートされた方、応援した方。みなさんお疲れ様でした。

もうすでに来年を見据えている方がたくさんいて、本当にすごいと思いました。僕も少しだけゆっくりして、また1年頑張ろうと思います。