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井戸の最初の水みたいに

今日のセリーグ・クライマックスシリーズで阪神タイガースの先発投手を努める藤浪選手はCSは7年ぶりの先発となるらしい。

その長い期間、一進一退を繰り返して、「マウンドから打者と対戦するために投げる」ということに全てをかけてきたのだと思うと気が遠くなる思いがした。

プロのアスリートと自分を単純比較するのもおこがましいが、この1ヶ月調子を崩したくらいで、落ち込んでいる自分に「藤浪は7年やぞ、くよくよするな」と励ましの声をかけてみると、掘り進めていた井戸から最初の水が出てくるみたいにじんわり勇気が湧いてくる。自分でも単純すぎるような気もするが、体の内側からわずかに前向きなエネルギーが確かにある。

スマホ越しの小さな画面ではなるが、自室から投球を応援したい。

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