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#7 コギカジ振り返り〜未経験で記事を書いた〜 『それでも一度きりの場所で』

自分が自分の記事を読んで感じた違和感。
それについて補足させてください。
これから書くことが現時点の自分のレベルで全て克服できているわけではないのですが、自分への戒めのために整理しておこうと思いました。

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「聞いた話を書く」のどこか悪いのか。

もう少し正確に言うと、「聞いた話だけを書く」
これはせっかく貴重な経験を聞かせてもらった身として、少し勿体無い行為なのかなと思いました。

自分が書いた記事は、京都大学の方が話してくれたことを忠実に書いていました。まさに「聞いた話を書く」です。正確に。
数日前に書いたことと被りますが、単なる文字起こしにならないように、伺った話の全ては書かず、取捨選択し、並び替えて、整えたつもりです。

でもそれだと、たとえ多少順序立てて読みやすくなっていたとしても、やっぱり本人の口から語られた「経験談」として発信される方がより強さがあるんじゃないでしょうか。

そして、まさに各大学には部員の方が書いた素晴らしいブログがあります。
本人が書いたブログと、話を聞かせてもらって書いた自分の文章を比べると、当人の口から語られるブログの言葉の方が重みがあるよなー、というのが自分の違和感の根底にありました。

現役のボート部員の一人称で語られるブログを越えるにはどうしたらいいんだろう?
そんなことを考えていました。

自分は話を聞かせてもらって、その経験を借りて書いている。
そういう立場です。

だからこそ、聞いた自分はどう感じたか。そこから何を連想したかとか。社会人として、大学生の部員の方から聞いて、どう心が動いたか。
語られた外側ではなく「延長線上」に隠れていることはないか。
そういった視点も盛り込まないと、ブログには勝てないと思いました。

それは自分なりの言葉で言うと、

「聞いてないことを書く」
という感覚でした。

大袈裟かもしれませんが、記事初挑戦の自分にとってそれは、冒険であり、挑戦であり、博打でした。

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京都大学の方々にお話を伺った記事はこちら↓
『それでも一度きりの場所で』

僕がお世話になっているOBHはこちら(コギカジのメンバーにもなれます)↓
https://community.camp-fire.jp/projects/view/337446


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