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#2 コギカジ振り返り〜未経験で記事を書いた〜 『それでも一度きりの場所で』

昨日に引き続き、コギカジに参加し始めた頃のことを思い出して書こうと思います。

21年の年明け安東くんの熱意に押されたのと、"何か書きたい"と元々思っていたこともあり、
「任せて。なんでも協力するよ」
とコギカジへの参加を快諾したところから。

安東くんは同じ大学のボート部の後輩である。
白状すると、「自分はボート部の先輩らしく、頼りがいのある男でいなくちゃ」そう思っていた。

そして数週間経って他のメンバーと打ち合わせを行うことになった。

具体的な日にちが決まってから、僕はいきなり2つの壁にぶつかります。

一つ、ここ最近のボート界を全く知らないこと
二つ、取材〜記事編集まで全くの未経験だったこと

予習として、これまで書かれたコギカジの記事を見てみると、どれもしっかり取材されている。記事の内容もまとまっていて、編集にも丁寧さがあった。

「困ったな。自分には書けそうにない」
最初にコギカジを読んだ時、圧倒されてそう思ったのを覚えています。

そもそも自分はボートのこと勉強不足だし、選手の想いを引き出したり、会話が成立させたりできるだろうか。
それができたとして、記事にまとめられるだろうか。

どうしよう。断るんやったら、早めのほうがええよな。
「やっぱり仕事が忙しくて」「プライベートがバタバタしてて」
断る理由は色々浮かんだ。LINEで文章も打った。でも、、

いや、あかん。俺はボート部の先輩や。

艇を降りて5年以上経っている。
失われた筋肉とは裏腹に、小さいプライドが送信ボタンを押すことを阻止した。

それから何日か経って、
「当日はこちらから入室お願いします」
安東くんから、オンライン会議のURLが送られてきた。
軽ーくメンバーの顔合わせしましょうっていうノリの会議だ。
でもそれに参加するために自分はけっこう頑張って腹を決めていた。

ひとりで、そして大袈裟に。

もう後戻りできない。やるだけやってみよう。
漕ぐときだって、そうだったじゃないか。

先は見ない

そして、

漕がないことには進まない

漕ぐことに比べたら、きっと容易いはずだ。
そう思い込ませて、恐る恐る会議のURLを押した。


*今回もお読み頂きありがとうございます。
書いているのはあまりかっこいい経験ではないですが、誰かのボートの記事を書くハードルが下がればいいなと思って、更新していこうと思います。
よければ今後もお付き合いよろしくお願いします!

最初に書いた記事はこちら↓
『それでも一度きりの場所で』

僕がお世話になっているOBHはこちら(コギカジのメンバーにもなれます)↓
https://community.camp-fire.jp/projects/view/337446

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