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幸せを追求した活動で、幸福度は高められるのか? #中間報告書
私は現在、新しい働き方LABの第2期研究員として活動しており、2つの実験を行っています。
このnoteでは、『幸せを追求した活動で、幸福度は高められるのか?』という指定企画についての中間報告をまとめます。
実験開始時点での計画書は↓こちらです。
◆実験の目的と背景
これまで、転職、リモートワーク、フリーランスと働き方が変わるたびに自分自身の幸福度が徐々に高まってきていると感じていました。ただ、具体的に何が変わったから幸福になったのかがぼんやりとしか分からなかったので、「どうすれば幸福度が上がるのか?」をじっくり考えてみたいと思ったのが実験に参加したきっかけです。
◆検証したいと思っていたこと
自分自身の幸福度は半年間の研究期間でどれくらい高まるのか?
どんな活動をしたら幸福度が高まるのか?
どんな働き方をすれば幸福度が高まるのか?
◆研究活動の概要
このプロジェクトでは、以下の活動を予定していました。
・毎週2回のハピネスチャレンジ(幸福度を高めるための問いに対して回答していく)
・課題図書
『幸福のメカニズム』
『ウェルビーイング』
『幸せな職場の経営学』
・ディスカッション&レポート
【テーマ1】職場における幸福度を高めるために企業が取り入れるべき施策
【テーマ2】幸福を高めるために日々の生活に取り入れるべき習慣、など
・その他、読書会・勉強会・交流会など
・各自、幸福度を上げるための取り組み("マイハピネスプロジェクト")
ディスカッション&レポートについては、私は「【テーマ1】職場における幸福度を高めるために企業が取り入れるべき施策」の方に参加しています。(まだほとんど活動できていないですが、、)
マイハピネスプロジェクトは自主的な取り組みですが、私は次のような活動をしてみました。
自宅に引きこもらずに色んなところに出かけたり、人と会うようにした。
一時的に仕事の量を制限して、家族とゆっくり過ごす時間を確保したり、趣味や勉強の時間を確保したりした。
一つのことに集中するために、「ながら」作業をやらないようにした。
デジタルデトックス(SNS断ち)をやってみた。
朝の散歩を始めてみた。
始めたばかりのことや継続できていないことも多々ありますが、多少なりとも効果は実感したので続けていきたいと思っています。
◆中間報告時点での気づき
①幸福度診断の結果
実験では、幸福度診断というツールで自身の幸福度を定期的に計測しています。
この中間報告書を書いている時点での診断結果は次のような形でした。実験開始当初(6月)の診断結果との比較になっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1663588356441-7dvdJzArpn.png?width=1200)
総合値は69.9⇒76.7とアップしました。細かく見ていくと、次のような結果になっています。
◆上がった項目
やってみよう力
ありがとう力
ありのまま力
BigFive性格傾向
健康力
ストレスの低さ
社会の幸せ力
地位財
◆下がった項目
Well-Being
職場の幸せ力
◆私の幸せを支える5つの特性
主観的健康観
収入力
情緒安定性
ストレスの低さ
まじめ力
◆私がもっと幸せになる余地のある5つの特性
信頼関係のある地域
許容力
満喫力
信頼関係構築力
コミュニケーション能力
②感想・気づき
実験開始当初に比べると、幸福度診断の結果は確かに良くなっていました。ただ、この数ヶ月間で私の日々の生活が劇的に変わったわけではありません。いきなり週休3日に変わったわけでも、収入が倍になったわけでも、友達が100人増えたわけでもないです。
生活習慣をちょっと見直したり、幸福について考えるだけでも、幸福度を高めることはできるのではないかと思っています。
また、私個人としては、「毎週2回のハピネスチャレンジ(幸福度を高めるための問いに対して回答していく)」が最も幸福度アップにつながった気がしています。
夢や目標は何ですか?
日頃から何に感謝していますか?
あなたは自分や他人に対してポジティブ?ネガティブ?
といった問いに回答していく過程で、「自分は今のままでも十分に幸せなんじゃないか?」と感じることが多くありました。そう思えただけでも、この実験に取り組んで良かったなと感じています。
◆中間振り返り
<考え方・価値観>
幸福度は意識すれば高められる。考え方を変えるだけでも幸福度が高まるので、客観的に見て(人と比べて)幸せかではなく、自分自身が幸せと感じるかどうかが重要なのかもしれない。
<具体的な成果・仕事・働き方への影響>
1日1日を丁寧に過ごせるようになり、生活への満足度が高まった気がする。仕事や働き方に関してはあまり取り組みを進められなかったので、今後の取り組みテーマにしたい。
◆まとめ
自分の幸福度を測定し、それを高めるための活動を考えて試していくのは単純に楽しいことだと感じています。残りの実験期間もできるだけ楽しみながら取り組んでいきたいです。
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