ライティング×デザインで仕事の幅がどれくらい広がるのか? #中間報告書
私は現在、新しい働き方LABの第2期研究員として活動しており、2つの実験を行っています。
このnoteでは、『ライティング×デザインで仕事の幅がどれくらい広がるのか?』という自主企画についての中間報告をまとめます。
実験開始時点での計画書は↓こちらです。
◆実験の目的と背景
私は現在、フリーランスのライターとして働いており、製造業・テクノロジー・環境問題といったやや小難しいテーマを中心にコンテンツ制作を請け負っています。文字だけでなく、図解やイラストといったデザインの力も組み合わせれば、もっと分かりやすく情報が伝わるコンテンツを作れるようになり、クライアントの役に立てるのではないかと考えたため、この実験に取り組むことにしました。
◆検証したいと思っていたこと
ライターがデザインスキルを身につけるとどんな仕事ができるようになるのか?
それによって、どれくらい収入は上がるのか?
◆研究活動の概要
実験開始当初は、以下の活動を予定していました。
◆中間報告時点での気づき
①ツールの使い方だけ勉強しても意味がない
6月〜7月は当初の予定通りUdemyでIllustratorの講座を受講し、基本的な使い方は概ね理解できるようになりました。しかし、8月に入ってポートフォリオを作ろうとしても、そもそもどんな構図にすればよいか、どんな色を使えばよいか、どんな情報を盛り込めばよいか、といった「デザイン」スキルがそもそも未熟すぎることを痛感したため、もう一度勉強し直すことにしました。
実際に行ったことは、次の通りです。
『なるほどデザイン』『デザイン入門教室』といった入門書を読む
InstagramやPinterestで作りたいモノに似たモノを探して観察する
見本を見ながら模写する
9月に入ってから少し仕事が忙しくなり、ペースが落ちてはいますが、継続して勉強していきたいと考えています。
②ライティング×デザインのニーズはありそう
9月に入ってから、継続してお仕事を頂いている製造業のクライアントと打ち合わせをする機会があり、そこでデザインの勉強をしていることを話しました。すると、「ぜひ作ってみて欲しい」ということで、すんなりと受注してしまいました。
内容としては、とある技術を紹介する記事の一部に仕組みの図解を入れるというもので、記事の執筆+図解の作成を請け負うことになりました。まだ1件だけですし、納品してどうなるかは分かりませんが、やはりライティング×デザインのニーズは少なからずあるのではないかと感じています。
9月下旬に制作を進める予定なので、結果などは別の機会に報告できればと考えています。
◆中間振り返り
<考え方・価値観>
ライティング×デザインのニーズは少なからずありそうな予感がしている
ツールの使い方よりも、それを使って「何を作るか」の方が大切
<具体的な成果・仕事・働き方への影響>
新しいスキルを勉強することで、実際に仕事の受注につながった。
◆まとめ
もともとの計画通りではないものの、結果的に計画以上に進んでいるので良かったです。まずは目先の案件に集中して良い成果が出せるようにしつつ、活動を継続できればと考えています。
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