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京都大学&大阪大学発スタートアップ:ノーベル賞級の発見をシーズに、第三世代の免疫抑制法開発を目指す

・会社名

レグセル株式会社

・一言紹介

ノーベル賞級の発見をシーズに、第三世代の免疫抑制法開発を目指す

・インダストリー

医療

・関係大学(研究所)

京都大学、大阪大学(アルファベット順)

・会社HP

※元々のレグセル株式会社は坂口志文氏と京都大学の河本宏氏らの研究成果をシーズとして設立。2019年10月、レグセル株式会社は河本宏氏の研究テーマをもとにした本件事業をリバーセル株式会社(https://rebirthel.com/) として分社化。

・メインサービス

「制御性T細胞」を活用した新たな医療の研究・開発

「新たな免疫系制御技術を確立し、 自己免疫疾患・がん等に対する新たな医療を提供する」ことをミッションに、大阪大学の坂口志文氏らの研究結果をシーズとした新たな医療の研究・開発を行う。「T細胞」といえば「キラーT細胞」に代表されるよう免疫機能を強化する作用を持つイメージだが、坂口志文氏らが発見した「制御性T細胞」は免疫機能を抑制する作用を持つ。免疫機能を適切に抑制することができれば、リウマチに代表される自己免疫疾患への治療法になる他、臓器移植時の免疫拒絶反応の抑制法になるなど、新しい医療を提供することが可能となる。従来の免疫抑制は、ステロイドやサイトカインを用いる方法が一般的である。しかしこれらの方法では、体全体の免疫機能が抑制されてしまうため、合併症など別の問題が生じる可能性がある。一方「制御性T細胞」の場合は、狙った対象に対する免疫機能だけを抑制できる可能性があり、従来の方法以上の効果が期待される。なお坂口志文氏は2020年にロベルト・コッホ賞を受賞した。

※リウマチ
関節を守る組織や骨などを免疫が外敵とみなして攻撃し、壊してしまう病気

・勝手コメント

・ノーベル賞級の研究がシーズとなっている点が大学発スタートアップらしい。

・参考資料

(1)会社HP
(2)星 良孝 (ステラ・メディックス), "“ノーベル賞級の発見”で新産業創出を", Beyond Health, 2019年8月2日記事 (https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00015/080100005/?P=1).

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