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チームのために①

こんにちは。

関西大学体育会テニス部で主務を務めております、野木将希です。家庭の事情により最近名字が変わりました。旧姓は伊藤です。

この度、自分の考えを関大テニス部のみんなにもっと発信していこうと考え、ブログを始めました。

関大テニス部の関係者以外の方でも記事についてのご意見を頂けると幸いです。

①自己紹介
香川県出身、関大一高卒、現在3回生で就職活動真っ只中です。テニスの最高戦績は香川県でベスト8。インターハイや全日本の大会は出場したこともありません。

 ご覧の通り、平凡な人生を歩んできました。テニスは小学生の時から続けていますがこの有り様。平凡どころかセンスはない方だと思います。

②関西大学体育会テニス部
昨年、関西一部リーグ準優勝。全日本大学対抗テニス王座決定試合3位。いわゆる強豪校で、同期や周りにはインターハイや全日本で結果を残した選手ばかり。

テニス部では、YouTubeで見ていたような選手と関わり、これまでの人生で最も恵まれた環境でテニスをできています。

しかし、2回生の頃からチームに対して違和感を抱くようになりました。チームメイトの試合を応援しない選手、ボーラーを全力でしない後輩。
当時の僕は彼らの行動が理解できず、葛藤する毎日でした。この悩みを抱いたまま最上回生となり、主務になりました。そして、幹部になってはじめてのイベントである、リーダーズキャンプで他の部活の幹部と交流して、これらの原因は関大テニス部の組織力があまりに低いことにあると考えるようになりました。

関大テニス部は約10年前にスポーツフロンティア(SF)制度で全国から有力な選手が集まり、そのSF生が活躍することで結果を残してきました。しかし、SF生のみの「個の力」の活躍により急成長したこの組織では学生、スタッフともに組織としての「関西大学体育会テニス部」について考える人はいませんでした。

目的と目標について

目的とはチームが目指す理想の姿であり、目標はそれを達成するための手段です。
関大テニス部の目的は「世界で活躍する人材育成」、目標は「王座優勝」です。しかし、これまで「個の力」のみの活躍で結果を残してきたこのチームは目的と目標が逆転し、試合で勝つ人が偉く、試合で負ける人は間違っている、というマインドが根付いています。

勝負の世界なので、「勝つ」ということはとても重要な要素です。しかし、勝つことが目的の組織はもはや組織ではありません。試合で勝つ選手は実業団やプロとして練習をするのと変わらない上に、試合で負ける選手はテニススクールで練習することと変わらないからです。体育会は、一つの組織としての勝利に価値があり、現状の勝利にはたいした価値はありません。個人戦でも団体戦でも、勝利を全員が平等に喜ぶことが大学体育会でテニスをすることの価値であると僕は考えます。

         すべての勝利=チーム全員の喜び

簡単に図解するとこういうことです。

これまで過去の先輩や現在のチームを全否定するようなことを書いてきましたが、僕はこのチームが大好きです。この大好きなチームメイトと日本一になり、全員で勝利を喜びたいと心の底から思っています。

しかしそのためには、関大テニス部に根付いているマインドを変えていかなくてはいけません。長くなりそうなので、それについては次の記事で書きます。

ここまで読んでくれてありがとうございました。まとまりのない文章ですが、今後も読んでいただけると幸いです。

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