オンライン勉強会(立上げ~第5回)について
2021年8月から主催している「オンライン勉強会」について書きます。
公開の会ではありませんので、ご興味を持たれた方はお声がけください。
1.「オンライン勉強会」とは
金融機関・専門家(税理士や経営コンサルタント等)・経営者等を中心に、「企業を元気にすること」を目的にした勉強会です。内容については「実務に役立つことを重視する」「事例中心とする」「質疑応答・意見交換を多く行う」ことを意識しています。
四半期に1、2回のペースで開催することとしており、本日時点で5回開催しています。第6回は10月1日開催予定です。時間は原則21:00~23:00までの2時間、会費は500円/人(5,000円の誤りではない)としています。大凡20~30名程度が毎回参加していただいています。
講師は私が務めることもありますが、偏っても面白くありませんので、色々と伝手を辿って、各分野でご活躍の方にご登壇いただいています。
2.これまでの開催内容・講師
過去5回分のテーマ・講師については以下のとおりです。
(1)第1回
初回スペシャルということで3時間、演題は2つ。
①中小企業の海外展開支援について
講師は会社の同期、出世街道を歩んでいながら、退職してシンガポール国立大学MBAに留学中のI君。
②中小企業から課題を引出す方法について ~「暗黙知」を可視化する~
講師は私が務めました。
妻から、休日の日中の開催を反対され、第2回からは21時開催となりました…
(2)第2回
演題は「経営に活かすビジネスコーチング」
講師は私が師事するビジネスコーチのT先生。
オンライン、初対面でもコーチングセッションができることが発見でした。
(3)第3回
演題は「経営コンサルティングの実務~価値訴求型の経営~」
講師は、個人でご活躍、海外旅行を優先して仕事を断る経営コンサルタント・中小企業診断士のKさん。
クライアンえトの承諾あり、実名で事例を紹介いただきました。それだけに「こんな改善案は間違っている」という意見が出ました。「矢面に立つ」ことの難しさというか、ご厚意で登壇してくれている方へのリスペクトもよろしくね、というのをしっかりリードしていく必要を学びました。
(4)第4回
演題は「オペレーション改善の要諦~コンサルファームの現場から~」
講師は、国内の一流コンサルティングファームのK先生。
ちゃんと頼んだらウン十万円の方ですが、快諾いただきました。
プロコンのレベルを体感できた、との感想が多く寄せられました。
(5)第5回
演題は『金融機関が行う事業承継支援~税務面「以外」の支援を中心に~』とし、パートを2つに分けました。
①金融パーソンの基本スキルを活用した支援
講師は私。
②現役融資担当者が取組む事業承継支援
3年目の若手職員Mくんに、今まさにやっていることや悩んでいることを話してもらいました。
「若手職員の活躍振りに刺激をもらった」という反響が多く寄せられ、
若者の持つエネルギーを感じました。
3.今後の展開について
毎回、オンラインの会としては盛り上がっています。
それで満足かと言われると、首を縦には振れません。
この勉強会は「企業を元気にすること」を目的とするわけですから、
小さくても良いので、実社会に何らかの動きを採る必要があると考えています。
現在取り組んでいるものとして、「補助金申請書の策定支援プロジェクト」があります。
私と勉強会を運営してくれている、中小企業診断士のKさんの仕事を、毎回チームを組成して手伝っています。中小企業診断士は資格の更新に実務経験を要するので、副業が禁止されている人も対価を得ることができています。
今後はハイブリッド形式での開催や、店舗・工場の視察ができないかと考えています。このような面白いことをやっている、という話があれば、教えていただければありがたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?