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ダメだった時の言い訳や理由なんて微塵も考えてないから上田綺世選手は自ら手を挙げてPKを成功させられたんだなと鋼メンタルに感服。東京オリンピック2020サッカー男子。
感動の試合だった。
オリンピックサッカー男子の日本対ニュージーランド戦。
特に僕はPK戦ひとりめのキッカーとなった上田綺世選手の鋼のメンタルに感動した。
上田綺世選手は後半、決定機を外してしまった。 解説をしていた元日本代表の中田浩二選手が、言葉は濁したが「あれは絶対に決めなければいけない」と言っていたように感じたし個人的にもそう思った。
僕はコパアメリカの上田綺世選手を思い出した。あの大会で上田綺世選手は決定機を外しまくってたから。
上田綺世選手がゴールを決めれなかった瞬間に、あまりよろしくない言葉が口から自然と出てしまった。本人は国のために戦っているというのに。
そしてPK戦となった。森保監督を囲む選手たち。キッカーの順番をおそらく決めているんだろうドキドキしながらテレビを見ていた。
テレビを見ていると、上田綺世選手が自ら手を挙げている。そしてそれを森安監督も承認しているように感じられた。「まさか上田選手は蹴らないよね」僕はそう思ってしまった。
なぜなら、あの決定機を外してしまった事を引きずっていると思ったから。決定機を外した後の表情からそう伝わってくるように感じた。
しかし結果ひとりめは上田綺世選手。 ごめんなさい上田選手。 不安そうな表情だったから、隣で見ていた家族に対し「うわー、これ絶対外すわ」 と言ってしまった。ほんとごめんなさい。
しかし、 こんなこと言っちゃいかんと、自分の考えを改め、両手で拳を握りしめ PKの成功を願った。見事成功。
そして日本は感動的にもニュージーランドに勝利した。
吉田選手が成功した後のチームの姿は本当に感動的だった。
そして、翌日のこの記事。
やはり上田綺世選手は自ら志願して結果を務めたのだった。僕は何たるメンタルなんだと上田綺世選手に感服した。
僕だったら、試合終盤の決定機を外した上に、PKまで失敗したら明らかに戦犯になり、日本中から叩かれるだろうという思考に陥いるはずだからだ。
しかし上田綺世選手は、絶対に決めてやると、自ら手を上げキッカーを務めそして成功させた。
僕は思った。
ダメだった時の言い訳や理由なんて微塵も考えてないから上田綺世選手は自ら手を挙げてPKを成功させられたんだなと。
鋼メンタルに感服した。
ついつい私たちは、何かに挑戦する時や失敗した後はつい消極的になったりネガティブになったりできない理由を考えたりしてしまうものだ。
しかし、強い心を持って 失敗を恐れずに挑戦するあの姿勢は本当に見習うものがある。
今回のオリンピックの中で何十年たっても記憶に残しておきたい場面は あの上田綺世選手の自らキッカーを志願したシーンだ。
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