集中投資と分散投資について

 投資方法には集中投資と分散投資があり、どちらが正しいかと悩まれている方は少なくはないと思う。今回集中投資と分散投資について書いていく。

 集中投資とは

 対象銘柄に対して資金の配分を大きくするということ。集中投資の目的は資産を構築することです。

集中投資のメリット・デメリット


集中投資メリット

・管理する銘柄が少ない

・短期間で資産形成を行うことができる。

・相場全体の動きに引きずられない。

 集中投資は大きなリターンが得られる可能性があることが最大のメリットである。特定の投資対象だけに投資し、利益率を上げる投資法である。

 相場全体の動きに引きずられないということがメリットにある。相場全体が下落している場合価値ある将来性のある銘柄に集中投資をしていれば、利益を上げるということも可能になるケースがある。

 また投資対象が少なくなり、管理がしやすいというメリットがある。投資対象の調査ににな時間確保することができ、対象銘柄の値動きを把握が容易になる。投資対象を絞り込むことで、無駄な労力を省くことができる。

 良く知っているものだけに投資することができるため、いかなる状況下においても冷静に対処できる。


集中投資のデメリット

・価格変動のリスクが大きい

 集中投資は特定の投資対象に投資資金を集中させるため、投資対象が値下がりした場合には大きな損失を被ってしまうことがある。

 自分の狙いが外れた場合の損失が大きい。場合によっては再起が難しくなる場合もある。

分散投資とは

 多くの銘柄に対して資金の配分をすること。分散投資の目的は資産を守ること。

分散投資によるメリット

・資産の変動幅(リスク)が小さい。

・資産をゆっくり安定的に増やすことができるが機会損失してしまうことがある。

 分散投資は価格変動リスクを抑えることができる。複数の投資対象に投資資金を分散させておけば、全て読み違えない限り損失は抑えリスク管理ができる。
 

 場の平均的な上昇や下落の動きに近くなるため、大負けや大外れが少なくなり、他の人も同じように下落している、といったように割り切りやすくなります。

 一定のリターンを保ちつつもリスクを極限まで軽減することができるといったのが分散投資である。また、時間の分散をする事で値下がりリスクを軽減させる。いきなり全額投資するのではなく、下落時に備えてある程度のお金を用意しておけば、値下がり時に追加投資をする事ができ、資産の平均取得単価を下げることができるのもメリットである。


分散投資デメリット

利益率が集中投資に比べて低くなる。

・個人投資家の分散投資は難しい

・投資対象の管理が難しい。


 最大のデメリットはリスクも抑えられるがリターンも抑えられてしまうということである。機関投資家が年金資産を運用するような場合は、ローリスク・ローリターンやミドルリスク・ミドルリターンの方が望ましいと考えられるが、個人投資家の投資による資産形成が難しい。
  

 分散投資をすると価格変動リスクを抑えられるが、大きな値上がり益を得る機会も失ってしまう可能性があるため、少額の資金だと分散する意義が薄くなる。

 分散投資は管理が難しく、投資対象について十分に時間を割いて管理することができなくなってしまうケースがある。また投資をする対象の中にはよく理解していないような投資対象が含まれてしまう場合がある。

まとめ
 分散投資のメリットは価格変動リスクを抑えられる。デメリットは分散によって投資対象の管理が大変になること、投資の分散により利益率を抑えられてしまうということである。

 集中投資のメリットは大きなリターンを得られる可能性があるということや投資対象の管理が比較的容易であり投資先が当たりの場合利益率が高い。逆にデメリットは価格変動のリスクが大きいことである。

 安全な資産運用をしたいのであれば分散投資。投資銘柄に自信がある場合は集中投資をすることをお勧めする。

最後に偉大なる投資家の格言
 かの有名なウォーレン・バフェット氏はこのような格言を残している。

「分散は無知に対するヘッジだ」 

 分散投資は投資先のことを良く知らないからこそ行うもので、よく知っている数少ない銘柄に絞り込んで効率よく資産を増やしたほうが良いと述べている。バフェット氏は集中投資にて富を築いきた投資家である 

 ピーター・リンチ氏は「個人投資家ならば5銘柄程度に投資をすべき」と集中投資を奨励している。

 「一時に10のことに集中できる能力を持った人はいない。成功するには少数の銘柄を選び、それに集中することである」なの集中投資を勧める投資家は他にもいる。

 逆に分散投資にて富を築いてきた投資家もいる。

 聞いたことがある方が多いと思うがベンジャミン・グレアムである。グレアム氏は、どんな状況においても致命的な失敗を回避し、長期にわたり安定して資産を守る方法を見つけ出し、分散投資してポートフォリオで管理するという戦略で富を築き上げた。

 資産を守ることこそがを第一の考えからだと言われている。

 分散投資が正しいのか、集中投資が正しいのか様々な意見あり個人の投資スタイルにもよるが集中投資をしているバフェットは一日の大半を保有銘柄の調査に費やしていたと聞いたことがある。バフェットのように投資の根拠が強い場合集中投資は理にかなっている。

 仮想通貨投資では現在実体がなく、不確定な要素も強いため管理人は分散投資をお勧めする。仮想通貨は価格変動が激しいのも理由の一つだがどの銘柄が伸びてくるかはなかなか検討がつきにくいというのも理由である。

参考になれば幸いです。

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