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板倉雅一2ndソロアルバム制作日記 その2

前回の投稿からかなりの時間が経ってしまった。
ぼくのセカンドソロアルバムを作ると宣言したのはいいのだが、その後自分のライブやズカルフの配信ライブやレコーディング、千葉トリオのライブ等が怒涛のように襲ってきて、なかなか自分のアルバムの制作にまで手が回らなかった。

それらもようやく一段落したかと思いきや、確定申告なるものがぼくの目の前に、チョモランマのようにそびえ立っていた(笑)。
確定申告大嫌いだ。面倒くさいことこの上ない。出来れば人生から抹消したい(笑)。

まぁ、確定申告のことはさて置いて、自分のソロアルバムである。
どこから手を付けたら良いものか、ぼくはしばし逡巡した。

今回もBricksのセルフカバーはしたいと思っているし、オリジナルの新曲も入れたい。
さらにズカルフの曲に詞を付けたものも入れたいし、アオハルの頃に作った曲や、The Fuseの曲も入れたい。

なんてそんなに入れたら二枚組になっちゃうじゃん!(笑)
んなわけは無いけど、夢と欲だけは膨らむ。
まぁ、そんなこんなでまだ選曲で大いに悩んでいる今日この頃なのである。

収録曲も決まっていないのに、アルバムタイトルだけは決めた。

その名も「The Flip Side」

Flip Side(フリップサイド)とは、本来はレコードの裏面のことを指したりする。いわゆるアナログレコードのB面のことだ。
そしてそこから転じて“on the flip side”と頭に on theを付けると「その一方で」を意味する日常表現として使うそうだ。

それと、ぼくが以前所属していた事務所が、東京や北関東のコンサートを手掛けていたプロモーター「Flipside」という会社の中に居を構えていた。場所は六本木の閑静な住宅地の中にあった。
六本木と言うと、夜の街みたいなイメージが無きにしもあらずだが、六本木にも閑静なところはあるのである。

このFlipsideという会社には、ぼくのミュージシャンとしての時代は勿論のこと、そしてBricksの時にも本当にいろいろとお世話になった。言葉では言い尽くせないほどに感謝している。

その所属していた事務所も、プロモーターのFilpsideも、今はどっちも無いけど、そんな彼らへの感謝の気持ちも込めて、今回のアルバムタイトルを「The Flip Side」と決めた次第だ。

「The Flip Side」という言葉の意味からも、Bricksのセルフカバーをやる意味でも、いいアルバムタイトルなのではないかと思っている。

アルバムタイトルも決めたし、よーし頑張ってレコーディングに取り掛かるぞ!と思ったのも束の間、それよりも先にズカルフの新曲を作らねばということに気がついた。

次回ズカルフの配信ライブは3/27と決まっている。
それまでに新曲を作って、ズカルフの新曲のレコーディングを済ませなければヤバいじゃん!

そして気がついてみれば、ズカルフのレコ発ツアーももう来週に迫ってきている。
なんてとっくに気がついていたのだが、なるべく考えないようにしていた。なんてね(笑)。
あぁ、ズカルフのレコ発ツアーの選曲もまだしてない。うぅぅ。

いったいいつになったらソロアルバムに集中出来る日が来るのやら。
ソロアルバムの発売日もレコ発ツアーの日程も決まっているのに、なかなか肝心のアルバムの制作に取りかかれなくて、気持ちだけ焦っている今日このごろなのである。

続く。


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