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ネタ供養

2023年7月も明日で終わり。
KOCから始まり企画ライブにお呼ばれしたりブンブンがあったりと充実のひと月であった。そんな7月活動を締めくくるべく本日は舞台袖でキャナエさん主催の「見てはいけないコントライブ」に出演させて頂く。
面白いより怖さが勝つと銘打たれたこのライブ、さて我々スラマダはどんなネタを持っていくか、ギリギリまで悩みに悩んだ。
怖さというのは人それぞれ感じ方が違う。
いわゆるスプラッタ系、心霊系、諸々あるが私の捕まえる怖さというのは後味の悪さ、映画でいうところの胸糞作品こそが気持ち悪くて心理的に崩壊される恐怖を秘めていると感じている。
最近の映画でいうと
「ミッドサマー」とか
これは恐怖映画ではないが
「ダンサーインザダーク」
「カッコーの巣の上で」

別にハッピーエンドでええやんと思いきや
最悪の形で主人公を死なせてしまうもの…
もう観終わって家帰って寝る時まで気持ち悪くて怖い…
そえいば昨日観たムロツヨシの
「神は見返りを求める」
これまた胸糞でやりきれなさを感じた。
モヤモヤして気持ち悪かった。
その感じをなんとかコントで表現できないものか、悩みに悩んだ末、
過去にかけたコント、もう2度とやることはなかったコントを引っ張り出し、結末を胸糞エンディングに改良し葬ってやろうと考えた。
おもろうてやがて悲しき…
私が考えるコント、笑いってのは基本これである。それは一つの笑いに対してペーソスという調味料を加えることにより生まれる深み、何よりそれが理想なのだがそれはあくまでも「笑い」を取るための手段であって
今日に至ってはより演劇的に、観終わっておもろいけどなんか気持ち悪いよねみたいなのを残せればと思っている。
強者出演者にお後がよろしいようで…をお任せし、スラマダ版「ダンサーインザダーク」をお見せできれば幸い。
頑張ってみようと思う。

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