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物理苦手でも気象予報士試験に合格したい!#12 地上気象観測

こんにちは、まさごんです。
気象予報士試験の合格を目指すべく、日々の勉強内容を記録しています。
基本的には前日夜にインプットした内容を、朝一番にnoteにまとめて復習する、というサイクルで学習を回しています。

勉強内容

今回は地上気象観測について学習しました。
今まではどちらかというと気象の原理について勉強してきましたが、ここからはより天気予報のための専門的な知識を学習していきます。

学習ポイント:海面更正

まず、地上気象観測には2種類あります。通報観測と気候観測です。通報観測とは、毎日の定時に行う観測で、毎正時の値が気象庁本庁に通報されています。もう一つの気候観測は、長期にわたる大気の変動を把握するため、観測結果を統計処理し、気候資料として様々な分野で役立てています。

地上気象観測では、気象測器を用いて観測する方法と、観測員が目視で観測するものに分かれます。気象測器を用いて観測する項目は、気圧、気温、風向・風速、降水量、湿度、日照時間、日射量などがあります。

このうちの一つ、気圧の測定について詳しく見ていきます。飢渇の観測で重要なことは、高度がバラバラな現地気圧を、平均海面(高度0m)の気圧に換算する、ということです。このことを海面更正といいます。
地上気象観測をする場所は会場の船舶の上から山岳地方までさまざまな高度にあります。それぞれの観測地点で観測した気圧のことを、現地気圧といいます。気圧は高度が高くなるにつれ低くなるので、様々な地点の気圧をそのまま比べることには意味がありません。そこで、高度の異なる現地気圧を比較できるように、ある定められた値に換算します。日本の場合は、東京湾の平均海面(高度0m)が用いられており、この値に換算することを海面更正といいます。観測結果を通報するときには、現地気圧と海面気圧の両方を通報することになっています。

なお、気象庁では海抜800m以上の高さにある観測地点の気圧の海面気圧を求めません(長野県内の数か所のみ)。

気づいたこと

小学校の裏庭に、百葉箱ってありましたね。あれもある意味観測スポットだったんですね。ここではまとめ切れていませんが、風向・風速や温度測定なども測定方法がきちんと定義されています。大気に国境はありませんから、国際法で測定方法が世界共通に定められているのです。
ありがとうございました。


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