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子供も楽しむ田んぼでの実習〜自給自足カレッジの実習第五講②〜自給自足カレッジ109

東京から赤ちゃん連れで参加してくれた吉見さんご夫妻。

無農薬栽培をしている田んぼでは、安心して子供も遊ぶ事ができます。

こうして体で自然と触れ合う事で、小さい頃から自然に親しみ、自然に生かされている事を体で覚える。

都会で自然と触れ合う事なく育つと、「汚い」、「病気が怖い」、「細菌に触れさせたくない」、となってしまうようにも思います。

人間が自然の循環の中で生かされている事を忘れてしまうと、地球環境にも関心を示す事が出来ずに、無用に虫や細菌を忌み嫌うようになり、自分の体が、自分の細胞数の10倍もの細菌と共生していて細菌たちに日々助けてもらっている事など思いもかけない。

抗菌、殺菌、消毒。

こんな事を有り難がっているようでは、敵と味方の区別も出来なくなり、自分の体も敵と見做して、自己免疫疾患に陥ってしまうようになるのが自然の行き着くところなのだろうと思います。

地産地消が大事なのは、自分の住む環境に自らの身体を適合させる、自分と共生している生き物、虫、細菌類と共生出来るように、腸内細菌、口内細菌、常在菌のポートフォリオをアジャストする必要があります。

それには、自分の家の周りの土と親しみ、その土地で取れたものを食べる。

自給自足カレッジでは、そのような形の生き方ができるような術を学べます。

6/4の実習では、講師の野呂さんの田んぼで、畦塗りの実技指導を受けました。

畦塗りの実技の見本を見せる野呂さん
後でダイズを植えるところに泥を乗せる
綺麗に整えられた畦

畦塗りのプロセスとしては、下記のようない説明がありました。

①畔に生えた草を鎌で草刈りする。

②前年に塗った部分の畦切りをする。=クワで切り崩す。

③切り崩した土を足で踏みながら水と混ぜて粘土化させ、一日置いて馴染ませる。

④畔切りをした翌日に、畦塗りをする。

畦塗りの方法は、まずはクワに土を乗せて畔に貼り付け、形を整えていく。大豆を植える上の部分にも土を乗せていく。
形の整え方は、縦ー横ー全体という順でクワの背の部分を使って平に仕上げる。

畦塗りの実習風景

自給自足カレッジでは、月に二回、上記のように田んぼや畑で、実際に体を動かしながら、実技を身につけていきます。

自給自足カレッジの田んぼや畑での実習は、本当に楽しいです。

是非一度、無料体験に参加してみてください。

6月以降でも、第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。

次回以降では、

6月・・・ 17日(土)・18日(日)
7月・・・ 1日(土)・2日(日)・15日(土)・16日(日)
8月・・・ 5日(土)・6日(日)・19日(土)・20日(日)

今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。

下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく穏やかになる気がします。

YouTube動画(3分)

https://www.youtube.com/watch?v=N66HzZV7Td0

体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

https://self-sufficient-life.jp

自給自足カレッジ
小柴正浩


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