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着古しを勧めるパタゴニアの環境への取り組みの本気度〜自給自足カレッジ121

最近、自給自足カレッジの講師の村上眞平さんから、アメリカのアウトドアブランドのパタゴニアの環境問題への取り組みについて教えてもらって以来、なるべくパタゴニアの製品を買うようにしています。

前に(自給自足カレッジ116)でRegenerative Organic certified (ROC)という環境再生型農業による農産物等の認証制度を、Patagoniaの創業者のイボン・シュイナード氏が推進している事を書きましたが、今日はパタゴニアの自社のアパレル製品に対する哲学の一つである「Worn Wear」について書きたいと思います。

着古しを推奨

パタゴニアの企業姿勢は、ホームページの下記のWorn Wear に関するメッセージに表れています。

「Worn Wearはパタゴニアの製品をより長く使っていただくためのプラットフォームです。

なぜギアの寿命を延ばすべきなのでしょう?
なぜなら私たちが惑星のためにできる最善のことは、消費を減らし、すでに所有している衣類をより長期間活用することだからです。
まずは消費を減らす。必要ないものは買わない。次は修理。まだ使えるものは直して使う。または再利用したり、共同使用することもできる。そしてついにこれらの選択肢がなくなったとき、リサイクルすること。
私たちは、皆さまの購買を削減するためにギアを長持ちさせるお手伝いをします。

私たちが会社としてできる最も責任あることのひとつは、長持ちする高品質の製品を作ることで、それにより皆様は消費を抑えることができます。
衣類の寿命をわずか9か月間延ばすことにより、炭素排出、水の使用のフットプリントを20%〜30%も削減できます。」

パタゴニアの企業理念



地球が唯一のステークホルダーというポリシーを堅持する企業だからこそ言える言葉の数々。

「消費を減らす」

「必要ないものは買わない」

「修理」

「リサイクル」

「ギアを長持ちさせる手伝いをします。」

こういったメッセージは、常に売上成長や利益成長を求められている企業や現代人にとっては、少し立ち止まって考える基点になるように思います。

パタゴニアのミッション
パタゴニアの素材1
パタゴニアの素材2
パタゴニアの素材3


自給自足カレッジでは、化学肥料や農薬を使わない自然農法による食の自給自足が学べます。

自給自足カレッジの田んぼでの実習風景

自然と共生する生き方を志向する方は、是非遊びに来てください。

8月以降でも、第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。

次回以降では、

8月・・・ 5日(土)・6日(日)・19日(土)・20日(日)
9月・・・ 2日(土)・3日(日)・16日(土)・17日(日)
10月・・・7日(土)・8日(日)・21日(土)・22日(日)

今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。

下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく穏やかになるので見てみてください。

YouTube動画(3分)

https://www.youtube.com/watch?v=N66HzZV7Td0

体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

https://self-sufficient-life.jp

自給自足カレッジ
小柴正浩

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