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本当に楽しい田んぼでの実習〜自給自足カレッジの実習第五講〜自給自足カレッジ108

野呂さんの田んぼでの実習は、本当に気持ちが良くて楽しい。

野呂さんを頼りに過去約10年間の間に15組もの家族が、この三重県多気町に移り住んで田んぼで稲作作りをされているのも、むべなるかなという思いがします。

下記の写真は、そのうちの1家族、小松さんご夫妻のお話しを伺った時のものです。

小松さんご夫妻と野呂さん

小松さんご夫妻は、お子さんが大学生になったのを機に名古屋から多気町に引越されたそうで、ご縁があって野呂さんの指導で田んぼをやる事にされたそうです。

元々ご主人はリモートワーク可能な職業で、お客さんが広島におられる事から、仕事場だった名古屋から広島の間で温暖な太平洋側の田舎に住もうと考えられたそうです。

色々と探していたところこの多気町に素晴らしい古民家を見つけてそこに住む事にして、古民家の改装をしてもらった地元の工務店さんから、野呂さんを紹介されたそうです。

移住一年目は、野呂さんと奈良の木戸さんに一から稲作を学んで、2年目からはご自分で色々と工夫されながら、稲作を楽しんでいる、と話されていました。

去年は、本業が忙しくかなり雑草も生えたようですが、「苗八作」という言葉通り、苗をしっかりと育てていたので、稲が雑草に負ける事なく、しっかりと収穫出来たそうです。

アーカイブ視聴をしてみると、私は日曜日の受講ですが、土曜日受講の人たちは、小松さんではなく宮城さんという方から不耕起栽培で稲を育てるやりかたについて、お話しを聞いていたようです。
宮城さんは、有名な自然農の大家=川口由一さんのところで色々と学ばれてもいるようでした。

先月実習で種下ろし下ろしをした苗代

上記は、ひと月ほど前に種下ろしをした苗ですが、しっかりと伸びていて、親はなくても子は育つ、ではないですが、ひと月ぶりに来てこんなに元気に育っているのには、感動しました。

やはり人間は自然に生かされているのだ、という事が実感できるのも、この実習の醍醐味だと改めて思います。

小鳥に少し食べられた苗代

上記の写真は、もう一方の苗代ですが、鳥除けの網を5センチ間隔のものを使ったので、小鳥に入られて少し種を食べられたようで、鳥との駆け引きも色々とあるようです。

十分な量の苗は育っているので、田植えをするのには問題ないと、野呂さんは説明されていました。

慣行農法の周りの田んぼは、前月我々が種下ろしをした時には既に田植えも終えていたのですが、無肥料無農薬栽培の野呂さん方式だと、より暖かくなった5月に種下ろしをして、その後しっかりと苗を大きく育ててから6月に入ってからの田植えになるようです。小松さんの仰っていた苗八作という形なんだろうと思います。

自給自足カレッジの実習風景〜シンガポールからの参加者も

自給自足カレッジの田んぼや畑での実習は、本当に楽しいです。

是非一度、無料体験に参加してみてください。

6月以降でも、第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。

次回以降では、

6月・・・ 17日(土)・18日(日)
7月・・・ 1日(土)・2日(日)・15日(土)・16日(日)
8月・・・ 5日(土)・6日(日)・19日(土)・20日(日)

今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。

下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく穏やかになる気がします。

YouTube動画(3分)

https://www.youtube.com/watch?v=N66HzZV7Td0

体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

https://self-sufficient-life.jp

自給自足カレッジ
小柴正浩


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