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社会貢献型副業の最初の一歩は、「嬉しいと思ってほしい相手」を決めること。

ビジネスの本質は社会貢献です。社会に価値を提供することです。

価値とは「嬉しい」、「楽しい」、「すがすがしい」、「気持ちいい」、「誇らしい」というポジティブな感情のことです。

つまり、人々にこのようなポジティブ感情を届けるのが、ビジネスです。

ですから、ビジネスの最初の一歩は「嬉しいと思ってほしい相手」を決めることです。この人に嬉しいと思ってほしい、楽しいと思ってほしい、そのような相手を1人決めることです。

ペルソナでは足りません。実在する特定の1人を決めましょう。

そこから、嬉しいと思ってもらうためのアイデアを出していきます。特定の1人のために商品・サービスを作るのです。その人のためだけに、商品・サービスを作ります。

【1】価値とは「嬉しい」である

「価値は、欲望・関心・目的に応じて立ち現れる」と、西條剛央先生はおっしゃっています。

そして人々はその価値を、感情として受け取ります。

自分の欲望・関心・目的を満たすものを、「嬉しい」、「楽しい」のような感情として受け取るのです。

感情に至って初めて、価値があると捉えられるということです。

簡単に言えば、価値とは「嬉しい」のようなポジティブな感情のことなのです。

【2】感情は、個人のものである

「価値は、欲望・関心・目的に応じて立ち現れる」ものであり、欲望・関心・目的は個人によって異なります。私にとって嬉しいことが、あなたにとって嬉しいとは限りません。その逆も然りです。

感情が個人に属していますから、価値も個人に属しています。

だからこそ、ビジネスにおいては、個人に焦点を当てる必要があるのです。

ペルソナという抽象的な存在では足りません。ペルソナが何を喜び、楽しみ、誇りに思うかは、自分達で設定できてしまいます。それでは、私達のイメージの範囲内でしか、ものを考えられなくなります。

【3】特定の個人のために商品・サービスを作る

特定の個人を決めたら、どうやったらその人が喜んでくれるか、嬉しがってくれるかを考えましょう。

その人がどのような欲望を持ち、どのようなことに関心をもち、どのような目的を持っているかを分かる限りで調べましょう。

その人がどのような経緯で、そのような欲望・関心・目的を持ったかについても調べましょう。

その人について知れば知るほど、その人のためだけの特別な商品・サービスが思い浮かぶようになります。逆に言えば、もしアイデアが浮かばないとすれば、その人に関する情報が足りていないのです。

たった一人のために、特別な商品・サービスをつくるんです。だからこそその商品はオリジナリティがあるものになります。

【4】社会貢献の第一歩は、誰か1人に喜んでもらうこと

社会貢献の第一歩は、誰か一人に「嬉しさ」、「喜び」を感じてもらうことです。社会貢献はそこから始まります。

大袈裟なことをする必要はありません。ビックサプライズをすれば喜んでくれるとは限りません。むしろ、私の妻はサプライズを嫌がります。

副業で始めるときは、大きなことはできません。ささやかなことから始めるしかありません。だからこそ、よく知っている人のための商品・サービスを作りましょう。

自分ができる範囲で、誰か1人のために始めましょう。あなたがその人のためにできることを考えて、それを商品・サービスという形で提供しましょう。ささやかなものほど、喜ばれます。

その人のために考えて、あなたが無理をしない範囲で、できることをプレゼントしましょう。


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