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モリゼミ プレゼン大会

本日はモリゼミのクローズドの開催。

この間、進めてきた各チームのリサーチの中間総括の場です。各チームがこれまでまとめてきたリサーチクエッションと今後のインタビューで明らかにすることなどを報告しました。

1.デンマークチーム

ファーストバッターのデンマークチームは、以前のオープンゼミで先生からもレクチャーがあったグルントヴィからさらに進み、歴史に対応した思想背景の深いところまで議論されており、これから先のインタビューでの検証が気になりました。また、特徴的だったのが、仮説を明らかにするだけでなく、日本への導入に向けた打ち手仮説を提示されていたところが特徴的でした。

2.エストニアチーム

直前のチームミーティングに参加できなかったのですが、2週間前の深夜まで行ったミーティングの内容からリサーチクエッションを洗練し整理いただきました。リサーチクエッションは「エストニア国民が社会を『自分事化』できるような環境に、デジタル国家戦略がどのような影響を及ぼしたのか」となり、各種の歴史的背景、産業、文化など様々な要因に触れて、チームメンバーの飽くなき探求心とパッションがあふれた内容を良くここまでまとめていただけたなと思いました。

3.台湾チーム

リサーチクエッションが全チームも中でもシンプルに提示されており、軸となる仮説ー事実ー明らかにしたい事項(インタビュー項目)がすっきりと整理されており、大変勉強になるプレゼンテーションでした。前回のオープンレクチャーでも触れられていた国家的なデザイン政策に関しても掘り下げて触れられており、個人的にも非常に気になるところでした。

4.オランダチーム

スライドのビジュアル(写真)がとてもステキなプレゼンテーションでした。視覚的情報をきれいに的確に入れることが改めて大事だと気付かせてくれました。多様性という難しいテーマを「教育」「まちづくり」「働き方」などの様々なテーマで掘り下げていくという方向性で整理がされていました。

5.今後の視点

全体の講評で森先生から言っていただいた「厳密には研究ではないので、この研究の中身を聞いてもらってワクワクする人がいるのかどうかが大事」という点にハッとしました。新しい気づきを得てもらい、その先に描きたい景色というのはそこからさらに進んだ新しい、地域、新しい自治体、新しい日本の姿だと思います。そのために一緒にワクワクした人たちと何をするか。しっかり考えていきたいし、そして動いてもいきたい。皆さん、引き続きよろしくお願いします。


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