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レゴブロックで「未知の生き物」を作る意味。

こんにちは。いきなりですが「やりすぎ都市伝説」が好きです。いつも見てしまいます。以前の記事でも差し込みしてしまいましたね。


分かれていく参加者。

レゴ®シリアスプレイ®のワークショップのなかでよく「レゴブロックを使って未知の生物を作ってください」という問いを出します。これはワークショップの本質に向かうためのスキルビルディングという、言わば簡単なトレーニングのなかでおこなったりします。なにごとも準備運動は大事なんです。

参加者は、とにかくレゴブロックを触り始めたばかりなので、みっつのグループに分かれていきます。ひとつは楽しくてしょうがないグループ。もうひとつはどうしていいかわからずにただ与えられた問いに真正面から反応するグループ。そして最後は「なぜこんなことを」と思っているグループです。

パレート禍での対話。

世の中、本当にわかりやすくできているようで、このバランスは2:6:2いわゆるパレートで表されていきます。そのなかでも「真正面から反応する」グループ、そして「なぜこんなことを」グループの皆さんと意識を共有していくことが大事になります。そうです。6+2の8割の方との対話が重要なんです。

そこで「レゴブロックを使って未知の生物を作ってください」が出てくるわけです。もちろんここまで来るまでに少しレゴブロックには慣れている状態ですが、ここでもう一歩踏み込んでいくために未知の生き物を作るこのワークが始まります。ではどんなことをおこなって何が生まれるのでしょうか。

動物に例えると・・・。

・・・と全部書くとネタバレになってしまうため、内容は割愛します(笑)とにかくなにかを使って生き物を作るのは大人も子供も楽しい。そしてなにより生き物は「生きたメタファー」とも言えますね。よく「自分を動物に例えると・・・」って、多分子供の頃から友達同士や仲間同士で言い合ったものです。

先輩の言葉を引用いたします。

レゴブロックはカラフルでさまざまな形があり、生き物を表現する道具としては最適。すべてのポッチが同サイズで誰がやっても必ずはまるし取り外せる。だから安心安全の場で作れる。そして「未知の生き物」はそもそもいないのだから正しい間違いはない。すべてが正解すべてが正しいと言えます。

以前実施したレゴ®シリアスプレイ®体験ワークショップ記事のなかでも「未知の生き物」ワークについて書かれています。
「ワークスタート! ブロックで「未知の生物」を作る!?」

自分との対話で自身を俯瞰する。

それで、今一度ですが「自分を動物に例えると・・・」なんですよね。日本人は自分のことを表現するのが苦手な方がとても多いなあと感じています。それこそ笑い話みたいですが、入社時の面接のあと「自分とはどういう人物か」なんて話したことがない、とワークショップでもよく耳にしたりしますね。

7つの習慣セルフコーチングを学んでからというもの、上司など相手に伝えるという場面だけではなく、自分との対話で自身を俯瞰してみることの大事さをひしひしと感じてしまいます。「レゴブロックを使って未知の生物を作ってください」はある意味、知らない自分を知る一歩となり得ると思います。

最後に。

「未知の生き物」ワークはレゴ®シリアスプレイ®のひとつの手法なので、これがすべてではありません。要は、自分自身を解放しなければ、どんなメソッドを使ったとしても行き着くべき場所に行き着けない、ってことなのかなと思ったりしています。百聞は一見に如かずなので、興味あれば是非・・・。

未知の生き物を作ってみた。
目が足とか、ほんまに未知の生き物。
そこから導かれる言葉とは。

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