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ダブドリvol.11 本日発売

こんにちは。宮本です。

本日、4月30日はバスケ雑誌「ダブドリ」vol.11の発売日です。

今回は秋田ノーザンハピネッツの長谷川暢選手のインタビューを担当させていただきました。また長谷川暢と京都ハンナリーズの寺嶋良選手(インタビュアー丹羽裕美さん)のロングインタビューの編集と構成を担当させていただきました。

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2人の若いガード、そして偶然にも2人とも高校時代に秋田、京都の強豪校に進学し、関東の大学を経て、再び高校時代を過ごした地でプロ選手としてのキャリアをスタートさせ、活躍しています。

個人的に、そんなストーリーにグッときました。さらに偶然にも似たような高校時代を過ごしており、この2人が同じ号に載ることも何かの縁なのかな?と感じました。私としてもに思い入れの強い96年世代(長谷川暢選手)、97年世代(寺嶋良選手)を担当させていただいたことも何かの縁だと感じています。

ぜひ、手にとっていただければ幸いです。

必勝不敗~秋田で培った全てをかけて~

今回、インタビューを担当させてもらった長谷川暢選手とのエピソード、個人的な想いを書いていきたいと思います。

過去にバスケメディアEXTRAPASSさんにも長谷川暢選手や秋田へのダブドリ取材に関しての様々な記事を掲載いただいているので、そちらも合わせて載せさせてもらいます。

私が長谷川暢選手と出会ったのは、2019年6月のオフシーズンに、若手選手が集まり開催したワークアウトでした。

その中心にいたのが、私の発信で何度も名前が出てきている、海外挑戦中の猪狩渉選手。猪狩渉選手は福島県出身で、能代工業で長谷川暢選手と同級生であり、親友です。

ここに来るまでのストーリーの鍵を握っているのは、間違いなく猪狩渉選手です。彼の熱い想いが多くの人を動かしたし、私の心も動かしました。今の私も、彼がいなければいないと断言できます。そのこともいつかどこかで書いて行けたらと思います。

2014年のウィンターカップで私が心を奪われたのが、能代工業の4番を背負った長谷川暢選手でした。

ありがたいことに、細々と始めたバスケブログから、私のバスケットボールを発信するキャリアが始まり、山本柊輔選手(現三遠ネオフェニックス)との「やまもんトーーク」の開催から、多くの選手やコーチ、バスケ界で奮闘する多くの方と出会わせてもらいました。

その中でも、長谷川暢や猪狩渉をはじめとした「96世代」そして、その下の「97世代」は私にとっても特別な世代です。

その理由には「能代工業の復活」があります。私は2014年、2015年のウィンターカップ。その試合の多くを現地で観戦して、心が震えたのを今も鮮明に覚えています。

そこにいた多くの選手達と今、人生の途中で歩みが交わるなんて想像もしませんでした。

時折、「自分でいいのだろうか。」そんな不安に襲われることもあります。元々は1ファンであり、自分の言動が、彼らの評価を落としてしまったり、もしかしたら配慮が足りず、誰かを傷つけてしまうかもしれない。そう思うとインタビューに向かう時も、そして販売された今も正直怖さがあります。

けれど、今回の長谷川暢選手のインタビューが決まったときに、長谷川暢選手から「ぜひ宮本さんにお願いしたいです!よろしくお願いします!」と連絡が来た時、グッと靴ひもを結び直すような、身の引き締まる想いになったことを覚えています。

長谷川暢というバスケットボール選手のストーリーを最高のスポットライトで照らしたい。バスケットボールに対する彼の想い、そして、これまでも、これからも秋田という場所を大切に思うこの選手の想いを多くの人の届けたい。

そう思ったことを覚えています。

そこからの準備期間は、取材日である1月中旬まで行われた秋田ノーザンハピネッツ、そして中断した昨シーズンの試合の見れる映像を全て見ました。

実家の母が放映のある試合を全て録画してくれており、本当に感謝しかありません。

何より、それを見直したことを自慢したいのではなく、それだけ、昨シーズンからの秋田ノーザンハピネッツのバスケットボールの進化が面白かったこと。その中で、長谷川暢選手の進化、表情の変化が見ていて本当に嬉しかったですし、楽しい時間でした。

昨シーズンの序盤、プレータイムを得られずに少しチームをどこか客観的に見ていた姿、北海道戦での唇を噛み締めた表情、京都戦でのブレイク、色んな想いを持ってスタメン出場を果たした無観客試合。そしてファンに色んな想いを届けたオフシーズンから今シーズンは、プレシーズンからスタメン出場を果たし、開幕スタメン。負けるたびに勝ちたいと呟く想いの強さ、勝負どころで彼に不思議とボールが回ってくるようになった印象さえあります。

彼が背負う秋田への想いと感謝。

何より、まだまだ成長する彼の姿を秋田で見ていたい。そんな想いにさせてくれる選手だと私は感じています。

その中で、能代工業の校名変更。OBとして多くの方に色んな想いがあり、長谷川暢選手にとってもそれは例外ではないと思います。

それを思った時に、タイトルはこれしかないと思いました。

必勝不敗~秋田で培った全てをかけて~

長谷川暢選手のこれまでが詰まったロングインタビューになっていると思います。ぜひ多くの方に読んで頂けたらと嬉しいです。そして、ここには収まりきらない長谷川暢選手のこれまでのストーリー、そしてこれからのストーリーをぜひ、皆さんの目で、皆さんの言葉で、皆さんの想いで応援していただければ嬉しいです。

また、インタビューの中では、彼とともに過ごし、その成長に欠かせない存在として刺激しあった多くの同級生「96世代」のメンバーのこともできるだけ散りばめています。私はいつか、「96世代」が日本のバスケットボールを支える存在になるのではないか。そう思っています。ぜひ、他チームのブースターの皆さんにも読んでもらえたら嬉しいです。

道産子の活躍、喜び

また、今回、同じ道産子であり、姉の親友である岸田彩加アナウンサーも小野龍猛選手のインタビュアーを担当されています。

岸田アナが大学時代(私が高校生の頃)、よく私の実家でバーベキューをしていたことを覚えています。笑

当時の私はバスケットボールをやめ、煮えきらない時間を過ごしていました。

当時の自分に、未来でバスケットボールの取材をし、本に出ているなんて伝えたえたら、信じないでしょうし、うちでバーベキューしているきっしー(岸田アナのあだ名)も同じ本に出てるよ。なんて話しても誰も信じないでしょう。笑

お互いバスケットボールが大好きで、こうやって共通のお仕事ができたことを心から嬉しく思いますし、道産子の活躍は心から嬉しいです。Bリーグでも多くの道産子が活躍していますので、いつか岸田アナと道産子Bリーガーのインタビューなども見れたらいいなと思っています。

岸田アナが担当された小野龍猛選手のロングインタビュー「龍が如く」も非常に面白く、小野選手の魅力、キャラクターも、岸田アナの魅力、キャラクターも詰まったインタビューになっています。

ぜひ、そちらも読んでいただけたら、嬉しいですし、道産子の皆さんにも読んでいただけたら嬉しいです。

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他にも魅力的なインタビューがたくさんあります!ぜひ、全国の書店、アマゾン、ダブドリ公式ショップでお買い求めください。






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