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スキーは多くのことを教えてくれる

最初の自己紹介でも書きましたが、

自分の大好きな趣味であるスキー⛷

地元にも小さいですが滑れるスキー場があって、

3、4年前の中国地方でもまだ多く雪が降っていた頃には

仕事終わりや休みの日にほぼ毎日スキー場に通っていました。


自分がスキーを初めたのは

小学生の時に学校の授業の一貫で行われていた

スキー教室。

今ではSAJ1級くらい

(スキー場にいるまあまあ上手い人くらい)

の滑りはできるようになりましたが、

小学生の頃は下手で下手で💦

滑っていたらスキー靴とビンディング(スキーとスキー靴をとめる部分)が外れて

クラッシュしたのもいい思い出です(笑)

そんなこんなでスキー場で滑るスキーは年に一回くらい学校の授業でしていましたが、

本腰入れてしていたのがクロスカントリースキー。

なかなか雪の降らない地域では知らない人が多いかも知れませんが、

雪の降る地域の人は知っている人もいるかな。


このクロスカントリースキーは斜面を滑るのではなく、

平地を滑るスキーになるので体力が必要なのと、

板自体が普通のスキーに比べ結構細いので、

バランス感覚も必要でした。。。

そんなクロスカントリースキーですが

小学校3年生の時から初めて、

小学生の時は週に3回、中学生になってからは週末や学校終わりに練習。

中学生の時には合宿で青森県に行き、しばかれながら練習して

中学の2年生の時に全国大会に出場しました!

(実際は人数不足でゴールすれば全国大会に出れた感じですが・・・)

この時は会場は福島県の猪苗代で開催されていて

猪苗代湖が綺麗だったのもいい思い出ですね。。。

その後は地元の高校に進んだのですが、

そこではクロスカントリースキーはせずに過ごし社会人に。。。

そして社会人になると時間もあるし、

せっかくスキーができる環境にいるのだからということで

スポーツ用品店で初心者用スキーを購入!


それが社会人になってスキーを始めたきっかけでした。

購入後は最初に書いたように休みの日はもちろん、

仕事が夕方や昼までに終わった時には少々疲れていても

スキー場に行き練習。。。

そんな日々を冬の間は過ごしていたのですが、


2年前のある日、、、


仕事終わりに疲れがある中ナイターで滑っていると、

バランスを崩し転倒。

右膝の前十字靭帯断裂の怪我をしてしまいます。。。



この怪我をした時

「もう、スキーはできないかも知れない・・・」


そう考えた時もありました。



しかし、

僕はスキーがしたかった。



隣町の病院に、

東京から週一で来ている膝の専門医の先生がいることを知り、

翌週にMRIを撮り、

先生と話をしてみると、

靭帯の再腱手術をしたら良くなると話をされ、

その場で手術を決断。


一週間ほど松葉杖での生活を送り、

その後、手術前日に入院。

そして当日を迎えました。。。


自分にとって手術自体が初めてなので緊張するなか、

病室で着替えをして、

点滴をしながら手術室へと移動。

手術室へ入ると、

ドラマや映画でしか見たことがない証明やモニターが並んでいました。

恐る恐るベットに横たわり、

少し待っていると、

全身麻酔をするための針が背中にささる。

この針を刺した段階ではまだ感覚があり、

少し痛みがあるなかで麻酔が体へと入っていく。。。

麻酔をしだしてから5分間くらいは記憶がありましたが、

その後の手術中の記憶は何ひとつないです。


しばらくして目を覚ますと、

そこには手術室の照明、

先生や看護婦さんたちがいました。

「無事に終わりましたよ」

と、看護婦さんの声がして、

無事に終わったんだとひと息。


その後は移動式ベットに乗せられ病室に移動し、

一晩麻酔が効いた状態で過ごしました。

この夜はなかなか寝付けず、

体も動かせず、

しんどい一晩でしたが、

翌朝になると少しずつ感覚も元どおりになり、

2ヶ月間の長い入院生活が始まりました。

最初の2、3週間くらいは4人部屋で過ごし、

少し良くなると今度は2人部屋へ移動して、

入院生活を終了。

その後は約1年間、

週一で隣町の病院にリハビリに通い、

痛む中でしたが、

今やらないと絶対に後悔すると思い、

必死にリハビリを頑張りました。

そして約一年後、

靭帯と靭帯をつなぐ際に使った金具を取り、

今では少し違和感がある中ですが、

スキーを楽しむことができています。

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↑(富良野スキー場北の峰ゾーン山頂より撮影)

この富良野平野の景色は他にはない素晴らしい景色でした。


この怪我で自分自身、

健康でいれることのありがたさや、

諦めずにしんどくても努力していくことの大切さを学びました。

今では怪我する以前よりも、

滑り自体も良くなっていると言ってもらえますし、

自分でも滑りながら思えています。

しんどい時こそ、

追い込んでやっていくこと

これも一つのやり方としてあるのかもしれません。。。

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↑志賀高原横手山スキー場展望台より撮影

北アルプスはとにかくでっかくて綺麗。



























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