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新語尾登場!「なってくる」

「なります病」や「させていただく病」について書いてきました。

間違った日本語に出会うたびに、嘆いているのです。

そして、この度、さらなる新しい語尾に出会いました。

それがタイトルにある「なってくる」とその派生「なってきます」

いや~、どこまで伸ばすんだこれ?

私はアニメが大好きで、YouTubeでもアニメレビューものをよく見ます。

彼らは一般人ですが、アニメに関しては相当な知識を持っています。

ですから、内容に関しては申し分ありません。

しかし、日本語力やプレゼン力は破壊的かつ絶望的です。

慣用句の使い間違いや、漢字の読み間違いは頻出し、語彙力のなさを露呈しています。

とりわけ、語尾が壊滅的悲惨さで、デフォルトが「なります」です。

そして、この度「なってきます」まで登場したのです。

用例:

「〇〇という作品になってきます」

を~~! なんじゃこれ?

「〇〇という作品です」

で、いいでしょ。

その内、「なってくるでござるでそうろうあそばせ」とかも登場しそうな勢いです。

もう、これ以上間違った日本語を広めないでほしいものです。

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