ワインの港(ポルトヴィーノ)にまつわる物語
フェラーリのカブリオレはイタリア・リヴィエラの景勝地、「ポルトフィーノ」とネーミングされています。
イタリア語でPortofinoと書き、Porto「港」&fino「終わり」という名前の通り、島の先端にある小さな漁村です。
ポルトフィーノにやってくる日本人観光客はほとんどいません。また団体ツアーもありません。と言うのも、この村は海に面した本当に小さな村で、最寄りの街からの大型バスは乗り入れ禁止で、公共のバスやタクシー、一般乗用車は村の入り口までで、そこから先は徒歩になり、車の乗り入れは一切できず、本来は船での上陸となるからです。
セレブ御用達の五つ星ホテル「Belmond Hotel Splendido」が丘の上の絶好のロケーションにあります。
東京ディズニーシーのテーマポート「メディテレーニアンハーバー」のモデルにもなっていたり、古くからリゾート地として有名で毎年夏には世界各地のセレブがバカンスにやって来ます。マドンナやリアーナ、ビヨンセ夫妻、はたまたレオナルド・ディカプリなどなど。たくさんのセレブがここポルトフィーノでバカンスを楽しむ憧れの地です。ヴィトンなどハイブランドのお店も並びます。
2010年と2011年にイタリア全土のワイナリーを車で回り全行程12000キロを車で走破しアグアツーリズムを堪能しましたが、2010年のイタリアを回ったときにこの地を訪れました。レンタカーでリグリア海岸をフィレンツェまで、アドリア海岸経由でローマまで、途中キャンティやモンタルチーノのワインセラーに泊まりました。
ここは地形的にも非常に難しく車の乗り入れ禁止でポルトフィーノへ行くには本来ミラノ中央駅から最寄駅サンタマルゲリータリグレ駅までローカル鉄道。そこからバスか船で行くのですが、僕は村の入り口まで車で向かいました。
途中の恐ろしく急で細い坂道を死ぬ思いで運転したのが忘れられません。この次はのんびりと船で行きたいと思います。
すぐ近くには世界遺産「チンクエテッレ(5つの土地)」もあります。切り立った海岸線に沿って5つの村が作り出す風景とその暮らしと文化が認められ世界遺産となっています。この村々は、ポルトフィーノと同じように車の乗り入れ禁止で翌年に船で向かいました。
映画などでは写真にあるようにクルーザーで乗り付けてBelmond Hotel Splendidoに宿泊しテラスから見える入り江などの景観を堪能しながら美女とシャンパンを空けるのが王道です。(笑
いつか大切な人とこの地を再び訪れ、ゆっくりとバカンスを楽しむのが夢です。
このポルトフィーノからイタリア語でPortovino(ポルトヴィーノ)を思いつき、Porto「港」vino「ワイン」つまり「ワインの港」というお店を開業したお話です。
フェラーリ ポルトフィーノ
https://portofino.ferrari.com/ja/performance/versatility
イタリアンレストラン ポルトヴィーノ
http://www.portovino.jp/
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