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サウナはブームなのか、生活の一部になったのか

周囲の人がサウナ好きと語りはじめて久しいが、これは定着したものなのか、それともまだまだ続くブームなのかを考えてみた。

調べてみたのはGoogleトレンド。
仮説はアフター5や週末としての時間の選択肢が変化し、サウナが定着したのではないか。
比較対象は英会話、ヨガ、セミナー、ネットフリックス。
※ネットフリックスは日本での検索を考え、敢えてカタカナにしてます。

検索を対象にしたのは、いずれも行動を起こす前に、ある一定の割合で情報収集や調査が行われていると想定したから。

そして対象期間は5年。

結果からすると、サウナ(青線)はコロナ前の2019年にブームがあり、その後、コロナの影響で一時的に萎んだけど、着実にとニーズが拡大し右肩上がりとなっている。

一方、ヨガ(黄線)はコロナの影響に左右されるというよりは、コロナ前から右肩下がり(最近ちょこっとだけ上がったが)。
セミナー(緑線)は、完全にコロナによって市場が破壊された。コロナ後も回復するかは微妙。
英会話(赤線)はあまりコロナの影響受けず、ほぼ横ばい。
ネットフリックス(紫線)はコロナの影響を受けて需要拡大したが、最近は落ち込んできている。

という状態である。

セミナーやネットフリックスが、コロナの影響によって需要が左右されたりする中、サウナは影響を限定的にして堅調な成長を見せている。

また余暇の時間としては、ヨガからある一定の量のひとがシフトしている可能性を感じさせた。

先日、若い人にとっては、サウナはコミュニケーションや高揚感からアルコールの代替になっているのでは、という話題を目にしたが、サウナは今やブームを越えて、生活の一部になったと言っても過言ではないのではないか、と考える。

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