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8/6 四国(讃岐〜徳島)旅行 その②

さて、前回の続きである。その①はこちらの記事を参考にしてほしい。

哀愁漂う高松港

さて一行は讃岐うどんを食べ、しばらく高松港あたりを散策。

オレは本当にこういう港町が大好きなんだ。港近くのラウンジから道ゆく船を一望して、本当に旅に来て良かったと心から思える。こういうところに来ると、スピッツの "みなと" の世界観が思い浮かぶ。

あの曲は亡くなってしまった人を想う歌なんだけど、まだオレの身近でそのような人はいない。

なので今後生きててもし誰かしら亡くなってしまったら、またこの曲に対する想いも変わるのだろうか。

そんな事を考えながら、ぼんやり港に到着する船を見ていた。

本当にたまたまたどり着いた船。


琴平電気鉄道(ことでん)

さて、そろそろ行きましょうか。高松にはJRの他に琴平電気鉄道(ことでん)が走っているので、乗ってみた。

アナログな雰囲気ですなぁ〜。しかも駅も自動放送でなく、駅員が肉声で放送するスタイル。そういう意味で昭和の国鉄に近いかも。

車内も冷房はあるものの、天井に扇風機がぶら下がってた。こういう電車もオレが小学校の頃以来見かけない。本当に地方には面白い電車がたくさんある。

屋島という駅でJRに乗り換え、徳島へ。ここら辺はICカードが使えないので、駅員さんを呼んで乗車券と特急券を買わなければならない。

自動改札機もなければ、券売機もなかった。なので、都会感覚で切符を買うと痛い目見そう。ICOCAのチャージは残りまくってるのに、現金の持ち合わせがないという最悪な事態に発展しかねないので笑

香川~徳島の特急(うずしお)の快適性

"うずしお" という特急列車に乗った。割と新型っぽい感じだが、実際内装は豪華だった。というより、シンプルにめちゃくちゃ快適。

周りの風景めっちゃ田舎で人もあまり住んでおらず過疎化が進行しまくってる地域にも関わらず、メチャクチャ豪華でおしゃれな特急列車だと思った。

リクライニングも快適だし、何よりフットレスシートがある。

特急によっては靴を脱いで、足をかけるシートがあるのだが、これがあるだけでもかなり大きい。

正直、乗り心地だけで言えば近鉄の名阪特急(アーバンライナーやひのとり)レベルだと思った。それほど乗りやすかったのである。

徳島の駅舎と町並み

さて徳島というと、"日本で唯一県庁所在地で気動車しか走っていない都道府県" である。

架線のない県庁所在地駅。

実際来てみたら、本当に思った以上に規模の小さい駅だった。本当に架線がない、なんだか田舎のちょっとしたターミナル駅のような感覚だ笑

徳島の街並

だけど、一歩外に出たら結構賑わっている。正直高松と変わらないかも。百貨店とか大規模な駅ビルもあるし、駅とは対照的にそこそこ盛り上がっている。

少し歩けば、神戸三宮やアメ村のような若者っぽい街もあった。そう考えれば割と徳島あたりは面白い街だと思った。

酒の〆にぴったりな徳島ラーメン

噂の徳島ラーメンというやつを食べてみた。スープは濃厚でちょっと豚骨っぽい味で、牛肉がトッピングされている。そして最大の特徴は、卵が無料である。

オレはそこらへんの居酒屋で飲んできた後に食べたが、割とお酒の〆に合うラーメンだと思った。個人的に酔った体に染みるような味であった。

更に卵が無料なので、ラーメンライスを頼めばTKG(卵かけご飯)にできるので、酔った後の締めご飯にもなる。

どちらかというと、夕飯でガッツリ食べるよりかは、お酒のお供として食べた方がいいかもしれない。

四国旅行のまとめ

そんなわけで、香川と徳島の色々な場所を散策し楽しんだ。一番印象に残ったのはやはり讃岐うどんだな。

2日目の朝に行ってきた駅チカのうどん屋さん。
(シンプルに食べ過ぎた)

何度も言うが、とにかく歯応えが良く、喉の通りもいいので飲み込みやすい。もはや讃岐うどんのためだけに香川に住みたいとまで思ったほどである。

ある日ふと讃岐うどんを食べたくなったという感情は正しかった。そしてその感情に従い速攻で旅に出たのは本当に正解だと思った。また夏の貴重な思い出が一つ増えたな。

ではまた!

ヒビロック