渾身のラブソング完成!!
曲をUPした!今回は"月と校舎と菜の花畑" という曲である。
この曲もオレが昔大学時代に組んでいたオリジナルバンド、Re:frogの曲である。そのVerがコチラ。よかったら聞いてほしい。
この曲についても、厳密にはオレの曲ではなく、オレの後輩(Nくん)が作っていた。
なぜ2番までしか公開してないか?
ちなみに今回、2番までしか公開していないがこれに関しては明確な理由がある。
この曲、12月の中頃にゼロカラコンピという、DTM系Youtuber(ゼロカラカンパニー)が主催するコンピレーションアルバムに収録され、サブスクで配信される。
そしてこの曲、6分半と非常に長い。これだけ長い曲を丸々Youtubeに上げても、おそらく動画時間だけで避けられる可能性がある。"長いからいいやー" みたいな。
どうせ聞いてもらうのなら、サブスクでフルVerを出してじっくり聴いてもらいたい。
そこで途中経過を発表するという形で、このように程よい動画時間にして載せれば、まだ見てもらいやすくなると思う。
そして12月のサブスク配信も楽しみにしてもらえるだろうと考えている。
(それでも既に4分は超えているが笑)
残りは渾身のギターソロとCメロなどが待ち構えているので、ぜひ12月の解禁を楽しみにして欲しい。
曲に一目惚れ→DTMアレンジへ。
さて曲の解説に移ろう。
確か5年くらい前に元となる動画が出たのだが、初めて見た時思わず "一目惚れ" した。
癒されるピアノやメロディ、そして儚い歌詞とかっこいいバンドサウンド。
色々な展開があり、どれをとっても自分の心を掴んで離さなかった。この先に何が来るかという予測不可能な点もこの曲の魅力だと思った。
だけどこの当時、作曲者のN君本人もそこまでこだわったことをしていなく、ただCubaseに楽器を打ち込んで合成音声ソフトに歌わせているだけという状況だった。
それでもオレはこの曲を聞いて、メロディや歌詞など自分にとって光るものがそこにあると思った。そもそもRe:frog自体、学祭含め2回しかライブしておらず、この曲も人前で披露したことはない。
なのでコロナ禍になってDTMを始めた時、
"この曲をもっとより良いものにしたい!!"
という一心で3年間ずっと自分の持てる範囲の技術を駆使してアレンジしてきた。思えばこの曲が直接DTMを始めたきっかけになったかもしれない。
(ちなみに権利関係に関してはNくん本人に頻繁に連絡を取っていて許可取ってます)
歌メロを自分の声域に合わせる
原曲と比べて色々アレンジした。まず歌メロについて、明らかにオレの出せる声域の範囲を超えている。なので、Aメロの一部やサビ、Cメロで音域をガラッと変えている。
前までオレは自分の出せる声域をはっきり把握しておらず、高い声でも無理やり裏声で突き通していたので、聞き取りにくいところがあった。
こうやって自分の声の高さを意識して歌メロを考えると、本当に歌って気持ちいし聞いてても気持ちいい。
ここが特に大きく変わったところだろう。
編曲の大胆なアレンジ
静かな1番をより切なくするためにストリングスを入れたり、3度下のハモリを入れるなど。これで少しカタルシスを演出できたかと思う。
そして2番でバンドサウンドが入ってくるのだが、ここはくるりというバンドの曲、東京を意識して少しドラムをアナログチックなサウンドにしてみた。
Addictive DrumsもJazzっぽく渋いKitを選び、普段使ってるロック向けなコンプとはまた違った趣向のアナログ系コンプもかけて、いつも出してる曲とはまた違った質感に仕上がっている。
3年越しの完成...!
紆余曲折を経てなんとか完成した。
DTM始めてから3年くらい経ってずっとアレンジし続け、過去にもいい感じに仕上がった!って思った時も何度もあったが、ギターの音が悪かったり、マスタリングを知らなくて音圧がなかったりなど改善点も無限にあった。
だけど今回は本当に自信作となった。散歩とかでもたまに聞いているが、自分でもめちゃくちゃクオリティが高いと思う。笑
また自分の夢であるアルバムリリースに一歩近づいたように思える。これからも頑張っていきましょう。
ヒビロック