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WEBマーケティングNEWS_2021/10/16号

こんにちは!

WEBマーケティング代行企業、株式会社ThankMarketingの代表取締役、木村です。

今週気になったWEBに関するニュースをWEB会社社長の目線で切っていく「週刊WEBマーケティングニュース」。

これまでYoutubeで発信してきましたが、今週からより深い情報を一部noteで発信していきます。

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今週のWEBマーケティングニュース、構成は以下の通りです。

☆☆今週のトピック☆☆
 御社のWEBサイトはリアルタイムマーケティングしていますか?
 今重要なWEBでの接客方法とは

☆☆今週気になったニュース☆☆
 1:Yahoo!ディスプレイ広告でLINE配信面への配信可能に?!時期と詳細
 2:広告代理店が要らない時代が到来?生き残り戦略の重要性

☆☆WEB広告、事例紹介☆☆
 【消毒業者】WEB広告を使った集客戦略


【今週のトピック】

今週は「リアルタイムマーケティング」について紹介します。

リアルタイムなマーケティングというと、皆さんはどんなものを思い浮かべますか?

良く言われているのは

 ・SNSなどの話題性の高いトピックに乗っかる手法
 ・WEBサイトにきた人に対し、リアルタイムに訴求する手法

この2つは良く聞くリアルタイムマーケティングのケースだと思います。

最近だったら以下の記事にあるナノ・ユニバースのように、自社のアプリとユーザーの移動情報を連携し。「店舗に入ったら○○をする」というようなアクションを実行する例も出てきています。

これもリアルな店舗とデジタル(アプリ)を上手く活用したリアルタイムマーケティングで、以前からUNIQLOなどで行われていたものが浸透してきている印象です。


リアルタイムマーケティングの重要性は高まる

個人的には、今後2年間ぐらいでリアルタイムマーケティングの需要は高まってくると考えています。

と言うよりも、「リアルタイムマーケティング(どちらかと言うとWEB接客)をしたいけれど、どうやれば良いのか」という相談ベースの話が増えてくるのではないかと見越しています。

重要性が高まる理由

昨今のcookieレスの流れから、WEBでもリアルタイムに接客をすることに抵抗感がなくなってくるだろうと感じていましたが。

コロナ禍の巣ごもり需要を取り込むために、ECサイトが急増したことも相まって、今後リアルタイムなWEB接客に関する需要は高まるでしょう。

リアルタイムマーケティングの具体的な方法

リアルタイムマーケティングを行いたいなら、私は手っ取り早いのは「ecコンシェル」や「flipdesk」というようなWEB接客ツールを導入することだと考えています。

「シナリオ」と呼ばれる設計図を基に、

 ・初回訪問の人が離脱しそうになったら「限定セール」情報を見せる
 ・2回目訪問の人の滞在時間が1分を超えたら「オススメ商品」を見せる

と言ったような設計ができるため、リアルタイムに見込み顧客が欲しいであろう情報を届けることができます。

最新では、自社アプリの情報をトリガーにして、「会員が実店舗に来店した」という情報を即座にキャッチ。

その人に合った情報を店舗内で届ける、というリアルタイムマーケティングを行っている事例も出てきています。

弊社でもMixpanelを使ったアプリ内行動データの分析依頼など増えてきているため、今後需要は増加すると感じています。


【気になったニュース】

今週は2つ、WEB界隈で気になった情報がありましたので共有しますね。

まず1つ目が、最近アップデート情報が非常に多く精力的に動いているYahoo!広告から。

Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)からLINE面に配信が可能に!?時期と詳細

いよいよYahoo!広告でLINEの広告面に配信設定が可能になる日がやってきました。

10月13日(金)以降、Yahoo!ディスプレイ広告の管理画面から配信設定を行うことで、LINEニュースなどの広告枠に配信できるようになります。

まだLINE面の全てに配信できるわけではないですが、こうして徐々に統合が進んでいくことで、一つのプラットフォームを開くことで配信管理ができるようになるのは嬉しいですね。

また、LINEが持っているユーザーデータによる詳細なターゲティングなんかにも期待しています。

広告代理店が要らない時代が到来?生き残り戦略の重要性

兼ねてから広告代理店が要らない時代がくるんじゃないか説がありますが、実際はどうでしょうね。。。

フリーランスやひとり社長企業でWEB広告をやっている、というところも現代の働き方のトレンドと相まったひとつの波になっています。

そうした点について、上手く情報をまとめたYOUTRUSTの記事がありましたのでTwitterでピックアップしました。

WEBマーケティングという言葉が一人歩きしてしまっている現代、どうしてもWEBでの集客に目が行きがちですが。

TVCMやチラシ・雑誌など広告代理店でしかできない特殊なノウハウが必要な配信手法や、


【今週の事例共有】

今週の事例共有は消毒業界のリスティング広告の事例です。弊社の実績を無料のメルマガ読者の方だけに共有します。

10月の配信分のみメルマガ読者以外の方でも閲覧いただけますので、今後の登録の参考にしてください。

☆☆Google検索連動型の配信結果☆☆
エリア=首都圏
表示回数 約27,000回
クリック数 約700回
クリック率 2.6%
クリック単価 270円
CV数 62件
CVR 8.8%
CPA 3,000円台

KPIはCPAで、10,000円以下をご希望でした。結果は大きく下回り3,000円台に。かなり良い結果となりました。

【運用のポイント】
・検索クエリにブレのある商材のため、除外キーワードを多めに設定
・LPを複数制作し、ニーズ毎に分けて運用

【所感】
Googleが最近AIファーストな構成MUGENやGoogle MAXを推奨していることから、AIによる自動入札を使っている方は多いと思います。

同時に、部分一致キーワードの使用を推奨していたり、完全一致キーワードの意図拡張が起きていますよね。

弊社でも自動入札や部分一致キーワードによる入札は行っていますが、ユーザーの検索キーワードにブレが出るような商材。例えば若年層から高齢層まで検索するような場合はクエリがブレやすいことが難点です。

そのため、除外キーワードの設定、プレースメントによる配信面のコントロールはとても重要になっています。


AI運用になり運用担当者の手間が減ったとは言え、「マス配信」の流れが加速すると「広告はある程度予算がないと配信できないもの」になってしまうのが心配ですね。

ローカルな検索(エリアやキーワードを絞り込んだ配信)だと、これまで以上にクリック単価が引き上がっていくでしょうから、「広告だけに頼らない施策の立案と推進」は各企業に求められるでしょう。


さいごに

以上、今週のWEBマーケティングNEWをお届けしました。

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