小さな思いやり
エネルギーに敏感な私は混雑している電車が苦手なのですが、
友人と会うためにいつもは乗らない時間に通勤電車に乗る機会がありました。
乗り換えをする大きな駅に止まった時のこと。
多くの人が乗り降りをするなか、ドアの真ん前の通路となるところに突っ立ったままスマホをいじり続けている男性がいました。
幅が狭いところをその人を避けて降りる人もいましたが、リュックで半ば体当たりして無理矢理通り抜けようとする人も数名。
その場にはイライラの気が充満していました。
それにも「我関せず」という表情でスマホをいじり続けるその男性。
まあ、こんな光景は通勤電車では見る光景ですよね。
スマホの中に意識がいき、目の前が見えていないのか
「なんで俺がわざわざ一旦降りたり避けたりなきゃいけねんだ」と思っていたのか
それは定かではありませんが、思いやりが欠けているよなと思ったのが私の正直なところです。
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思いやり。
それは目に見えるものではありません。
正解があるものでもありません。
なのでこれは私の思うところのことですが、
誰かのことを大切に思い行動することだと考えます。
京セラ創設者の稲盛和夫さんは『利他の心』とも表現されていました。
たとえ大層なことでなくても、そういったことをすると心が温かくなります。
今日会っていた友人との会話でもでてきたことなのですが、
会社で自分のことしか考えていない人がとても多いんだそう。
『自分さえ良ければいい』
そう考えているときは心も体も冷たくなります。
足を引っ張られるような事象やトラブルも起こりやすいかもしれません。
もし、今の現実に何かうまくいかないことがあるという方がいたら、
小さなことからでもいいので思いやりの心を持って接してみてください。
自分が放つ言葉や接する態度が変わります。
するとそれと引き合ってくる現実も変わります。
自分から、思いやり、優しさ、感謝を発する。
この気持ちがあるかないかで、貴方の人生は変わっていきます。
そして何よりもまず、自分自身がとてもしあわせな温かい気持ちでいられます。
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